第44話 リーファの決意
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リーファ、忘れてないか、宇宙艦隊司令部直属の艦艇なら司令長官の命令で訓練なら可能だろう』
『なるほど』
『そう言う訳だ』
『其処で俺は、こういう物を用意した』
『それは?』
『アッテンボロー中佐、ドールトン大尉、スールズカリッター大尉に宇宙艦隊新規戦力の訓練の為、宇宙艦隊総司令部へ出張を命じた公文書だ』
『こんな物をどうやって?』
『お前が呼び出し受けて居る最中に本部長から連絡が有ってな』
『流石本部長感謝しますよ』
『おいおい、俺には無しかよ』
『先輩にも感謝致します。ワイドボーン大明神様』
『よせやい、気持ちが悪いわ』
その後、訓練と称して、グリーンヒル中将から許可を貰って、訓練目的で1000隻とカールセン少将とフィッシャー大佐をもぎ取ってきたさ。ついでにラップ先輩も連れて来たのも、訓練目的を正当化するためだったんだよね。ラップ先輩出汁にしてご免なさい。
同じ理由でローゼンリッター第二連隊を連れてきたと言う理由付けにもなってるんだ。宇宙戦闘になれていない新規連隊の訓練目的であると。我々はその訓練の監察官として参加という絡繰りですからね。
訓練艦隊が偶然、演習地点に選んだフェザーン回廊付近で亡命者を保護した、其処で何故か帝国軍が現れたので撃退したと。それに後でクブルスリー中将に何か言われても、訓練中であったと押し切ると、ありがたい事にグリーンヒル中将が言ってくれました。
今回はかなり強引なので、後が怖いですけど、ラインハルト捕殺という同盟の未来の為には、自分の経歴に傷が付くぐらいは平気ですよ。シトレ本部長やグリーンヒル中将には此からも軍を率いてもらわないと駄目ですからね。いざとなれば私が退役して責任を取るつもりですから。
早くラインハルトを捕殺して、ヘルクスハイマー伯爵を捕獲しないとですからね。マルガレータちゃんは可愛いのでしょうね。それが一服の清涼剤になるはずですから。それそろ、ラインハルト捕殺の作戦をみんなと話し合わないといけませんね。
ルグランジュ提督じゃないけど、自由惑星同盟よ栄光なれ状態なテンションになりそうですね。
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