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仮面ライダーエグゼイド バグ技 仮面ライダープロット
第8話「対なるDoctor」
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シャノン達は根城で話し合っていた。

舞台は再びプロットの病室。
「卓弥さん、何をしているんですか?」
「わからない?ゲームだよ。」
プロットはダーティネスリバースで遊んでいる。
「いやあ、今やっているブラディアのイベント『暗闇の動力王』が今日までだったのを忘れていたから。」
「それはいいですけど、やっぱり卓弥さんのゲーム病の原因はライドプレイヤーの増加ですか?」
「小僧、今まで俺を追い回していてまだ解らないのか。俺のバグスターが活性化する原因は、バグスターウイルスが根絶出来ないことそのものだ。バグスターウイルスは存在そのものが悪である、根絶やしにしなければならないものだ。そんなんだから、十歳しか歳が離れていないのに俺に小僧って呼ばれるんだろう。それより、お前達は俺のゲームで戦うんだ。俺のゲームを一通りプレイして、慣れておく必要があるだろう。」
プロットはかつて販売したディスクを渡す。
「わかりました。まずトゥルーアドベンチャーからプレイしてみます。」
永夢達はプロットのゲームをプレイする。

五時間後、しょぼくれている永夢がいた。
「どうした小僧?天才ゲーマーじゃないのか?」
プロットは呆れるように言った。無理もない。いざプレイしてみたら殆どがノーマルエンドかバッドエンド。百合のルートに関してはデッドエンドという結果。ゲームが苦手な飛彩ですらシャノンのルートはトゥルーエンドであったからだ。
「卓弥さん、どうしてこんな酷いシナリオなんですか。」
「シナリオが酷いんじゃない。お前の選択が悪いだけだ。第一、ルートに突入しているのにどうして方のキャラの所に行く?」
「みんなを幸せにしようとして、何がいけないんですか!」
「いけないさ。現実はな、自分を幸せにすることすら出来ないで死ぬ奴が殆どだ。こんなの、ゲームだから美化しているだけだ。俺達のゲームが何故人気が出たか教えてやる。現実に近いシナリオ、シビアなシステム、感情移入しやすいキャラクター、それらのバランスがしっかりとれているからだ。小僧、トゥルーアドベンチャーの中で感情移入出来るキャラはいたか?」
「いいえ。いませんでした。」
「それはお前が空っぽな証だ。とにかく、お前にトゥルーアドベンチャーは無理だ。他のゲームをあたれ。」
「おいプロット、弾幕幻夢想のEXステージ、ノーコンティニューでクリア出来たぞ。」
プロットが永夢と話していると、大我の声が聞こえる。
「花家先生、それから仮面ライダーブレイブ、ガシャットの調整が済みました。タドルクエストにはトゥルーアドベンチャーが、バンバンシューティングには弾幕幻夢想がそれぞれインストールされています。仮面ライダーブレイブ、あなたの相手はシャノン。ゲームの時の感覚を思い出せば簡単に倒せる。ゲームエリアへは、こちらで転送
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