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混沌の魔術師と天空の巫女
第8章 日常編
氷の大陸へ!
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葉に俺がそう言う。

「おーい、どこまで行ったか確認してみるよ。」

「わかった。」

右の俺がそう言い、左の俺はそう言う。

「っ!見えて来たぞ!!」

俺は目的の場所が見えてそう言う。
あの大きな穴である。

「もう少しで着くよ!!」

「急ぐよ!!!」

「ああ。」

「わかったよー!!!」

俺達は頑張って行くのだった。



































「ここだ。」

俺達は目的地である大きな穴に着いた。

「で、本当のコージはどこだ?」

「まさかこの穴の中か?吹雪がくる原因の?」

ラクサスさんとガジルさんがそう言う。

「いや・・・今は入らない方がいいと思いますが・・・」

「どうした?」

()()で戦いが始まったのですが・・・」

「ん?」

「静か過ぎるんだ・・・終わったとは思えないし・・・」

周りを見ても、戦いの跡もない。
それもあのドラゴンのせいで消されたのか・・・?

「つまり本物のコージが居ないって事?」

「まぁ、それもだ。」

「戦う予定のドラゴンもか?」

「はい。」

俺達はそう言う。

「ムガ!!ムガガ!!!」

「ちょっと静かにしてください!!」

俺はナツさんの口を押さえていた。
勝手に大声を出してドラゴンが出ては困るからだ。

「兎に角、まずは本体を探す事が最優先です。」

「とはいえ、何も手掛かりがないんじゃあなぁ。」

俺の言葉にガジルさんがそう言う。

「あれ?」

「どうしたウェンディ?」

「こんな所に氷の山があるよ。」

「山?」

山は無い筈だが・・・吹雪で少し見えずらい・・・。

「変わった形みたいだけど・・・」

「うーん・・・?」

ウェンディが言っていた山をよく見てみた。

「っ!?」

「どうしたの?」

「違うぞウェンディ・・・・・・これ山じゃない・・・」

「え?」

「吹雪で見えづらかったけど・・・」

「間違いねえよ・・・・・・これ・・・」
















































































































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