第二章
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その不良達を無言で全員叩きのめした、そのうえで別のところに行った。
するとそこでは幼女を誘拐しようとしている性犯罪者がいたがアルフレッサはその犯罪者に対しても尋ねた。
「何をしている」
「えっ、見付かった!?」
「私は見た」
こう犯罪者に言った。
「今の出来事を」
「くっ、こうなったら」
犯罪者はアルフレッサに向かってナイフを出した、だが。
アルフレッサは即座に手刀を出して犯罪者を一べきでノックアウトした、そうしてから誘拐されるところだった幼女にも尋ねた。
「何をしている」
「・・・・・・・・・」
幼女は何も言えなかった、ただ泣いているだけだ。誘拐されかけたのだから当然だった。
だがアルフレッサはその幼女に言った。
「言えないなら親を呼ぶ」
「パパをママを?」
「それか交番に案内する」
そこで保護してもらうというのだ、そうした話をしているうちにだった。
街の人達が来て彼等が連絡してだった、幼女は両親に保護された。アルフレッサはその一部始終を見届けてから。
暫く街を歩いていたがそのうちに腹が減った、それであるカレー屋に入ったがここでカレー屋の店長に尋ねられた。
「何を注文しますか?」
「美味いものを」
こう返したのだった。
「何でもいい」
「何でもですか」
「美味ければ何でもいい」
またこう言ったのだった。
「蛙以外ならな」
「普通蛙はカレーに入れませんよ」
「そうなのか」
「そんなカレ―はちょっと当店には」
店長はアルフレッサにどうかという顔で返した。
「ないですね」
「では何でもいい」
「何でもですか」
「美味いと」
「当店のお勧めメニューでいいですか?」
「出来ればトッポも」
「トッポもカレーに入れないですね」
店長はまたアルフレッサにどうかという顔で返した。
「それも」
「そうか」
「はい、けれどお勧めでいいんですよね」
「そうだ」
「量はどれだけですか?」
「馬並だ」
このレベルでというのだ。
「くれ」
「多くていいんですね」
「そうだな、大盛を四皿だ」
具体的な量をここでやっと言ったアルフレッサだった。
「それだけくれ」
「じゃあチキンと海老フライとハンバーグとカツで」
「それで頼む」
アルフレッサは無表情で応えた、そしてだった。
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