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料理を食う資格
第二章
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ドラに尋ねた。
「あの連中急に店で服脱いで外に飛び出て暴れたな」
「ああ、あのことね」
「あれはどうしてなんだ?」
「どうしてってあれよ」
 レアンドラは兵士に笑って話した。
「お料理の中に興奮剤仕込んでおいたのよ」
「ああなるやつをか」
「そう、厳密に言うと香辛料でね」
 興奮剤でなく、というのだ。
「アマゾンまで伝説の姪魚を探しに出た時に偶然見つけたものなのよ」
「アマゾンでか」
「お料理の味を凄く引き出してくれるけれど」
「ああしてか」
「そう、一摘みお料理に入れただけでね」
「ああいう風にか」
「極端な興奮状態にしてしまうのよ」
 そうした香辛料だというのだ。
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