第七千四十六話 以前は一緒だった
[8]前話 [2]次話
第七千四十六話 以前は一緒だった
オーストリアさんはかつてはオーストリア=ハンガリー帝国というハンガリーと同じ上司の上司の人を戴く帝国でした。
ですがその帝国はです。
「同じ国でしたか」
「はい、二重帝国でしたね」
ハンガリーはそのオーストリアさんににこりと笑って応えます。
「ですからオリンピックの時も」
「同じ選手団でした」
「今思うと懐かしいですね」
「まことに」
オーストリアさんも微笑んで応えます。
「そうですね」
「はい、ですが流石に大会中に結成は」
「普通はしません」
そこはしっかりと言うオーストリアさんでした。
「某キン肉マンともまた違いますから」
「夢の超人タッグ篇ではそれなりの事情がありましたしね」
色々言われているゆでの論理ですらです、何故かモンゴルマンの正体がラーメンマンだと皆忘れていたりした時もありました。
「あれは流石に」
「常識を逸脱し過ぎています」
オーストリアさんから見てもです、二重帝国でも出来なかったことでした。
第七千四十六話 完
2018・5・21
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ