ペルソナ3
2051話
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トスターと連絡を取る方法がない。本来ならどこの世界にいても、次元の狭間に存在するホワイトスターとは連絡が取れる」
次元の狭間という言葉に一瞬反応したのが何人かいたが、それでも今の状況で口を挟んでくるような事はない。
「本来なら?」
「ああ。本来なら、だ」
確認するように尋ねる武治に、頷きながら言葉を返す。
「恐らく、影時間の影響なんだろうな。もっとも、俺がこの世界……ペルソナ世界に来たのも、かなりイレギュラーな事態だったから、それが関係している可能性も否定は出来ないが」
「つまり、今はそのホワイトスターと連絡が取れない、と?」
「そうなる。影時間が解決すれば、この世界にもゲート……簡単に言えば、ホワイトスターと自由に行き来が出来るようになる転移装置だが、それを設置出来るんだけどな」
「そう、か。……だが、その話を聞く限りでは、アルマーだけでニュクスを相手にしても、勝てるかどうかは微妙じゃないのか?」
「その辺は信じてくれとしか言えないな。そもそも、この世界の人間では絶対に勝てないという相手に、俺なら勝てる可能性がある。それだけでも、何もない時よりは十分マシじゃないか?」
ニュクスというのにこの世界の人間が勝てないのなら、原作の世界ではどうやってニュクスを倒したんだろうな。
有里が主人公である以上、恐らく……本当に恐らくだが、ペルソナチェンジの能力を使って、どうにかしたんだと思うが。
「さて、そんな訳で……どうだ? 俺がニュクスを倒せるとすれば、全て解決じゃないか?」
取りあえず、そう望月に尋ねるのだった。
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