暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第33話 球技大会に向けて練習します!登場、生徒会長です!
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
た」
「いえ、気にしないでください。球技大会の準備などで最近は忙しくようやく時間を採ることが出来たので急な訪問をさせていただいたのはこちらですから」


 私がペコリと頭を下げると生徒会長さんは気にしないでくれと微笑みました。彼女は部長の幼馴染で私が眷属になったころから知り合っている方ですかとても優しい方です、人間や他の種族を見下したりしないし他の悪魔みたいな傲慢さもありません、私は悪魔と言う種族は苦手ですが生徒会長さんのことは信頼できます。
 

「さて、全員集まったようですしそろそろ私の新しい眷属を紹介させてもらいますね。匙」
「はい!」


 匙と呼ばれた男子生徒が一歩前に出てきて私たちに頭を下げてきました。


「オカルト研究部の皆さん、初めまして。匙元士郎といいます、2年で会長の兵士をしています。若輩者ですがこれからよろしくお願いします!」
「匙は兵士の駒を4つ使って転生させた期待のルーキーです、今はまだ未熟者ですが皆さんも仲良くしてあげてください」
「兵士の駒4つ……中々見どころのありそうな子ね。期待してるわよ、匙くん」
「ありがとうございます!グレモリー先輩にそう言って頂けるなんて感激っす!俺、頑張ります!」


 部長に期待していると言われた匙先輩は嬉しそうにガッツポーズをしていました、兵士の駒4つ分の実力者ですか、私も負けてはいられませんね。


「そういえばリアス、あなたに一つ確認しておきたいことがあったの」
「なにかしら?」
「最近兵藤一誠君がオカルト研究部に出入りしているみたいだけど彼はあなたの眷属候補なのかしら?」
「……」


 生徒会長がイッセー先輩の事を話した瞬間、オカルト研究部の皆は固まってしまいました。


「えっと、どうしてそんなことを聞くの?」
「私たち悪魔は一般人との関りは極端に少なくしている、それは私たちの正体がバレることを防ぐためなのはあなたも知っているでしょう?ですが兵藤君は悪魔でない唯の一般人じゃない、それなのに最近オカルト研究部の皆さんとも行動をよく共にしているとも聞いたからてっきり眷属候補にしていると思っていたのだけど違うのかしら?」
「えーと、その……」


 部長!そんな目をキョロキョロさせながら慌てていたら私は隠し事をしています、って言っているようなものじゃないですか!いくら不意の出来事に弱いとはいえ慌てすぎですよ!


「どうかしたの、リアス?」
「その……実を言うとね、彼は私の眷属である小猫と恋人関係にあるの」
「あら、そうだったの」
「ええ、でも小猫って恥ずかしがり屋だから周りにバレるのが嫌らしいのよ、だからイッセーにも協力してもらってこっそり会っているって訳なの」


 部長は何とか誤魔化すためにイッ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ