暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第33話 球技大会に向けて練習します!登場、生徒会長です!
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
なかったし誰も知り合いがいなかったからな」
「でもどうしてそこまでしてイッセー君を怖がるのかしら?少し度が過ぎているようにも思えますわ」


 朱乃さんは不思議そうに首を傾げていた。まあ俺の場合は自業自得みたいなものだからしょうがない所もあるんだけどな。


「一年の時は食欲を抑えれれなくて授業中に食事をしだしたり不良と喧嘩したりとやんちゃをしていましたからね、オマケにヤクザみたいな傷まであれば誰でも怖がりますよ」
「私はイッセーさんはいい人だって知っています、でもあそこまで怖がられたり避けられたりしたら可哀想です……」


 アーシアが悲しそうな目で俺を見つめていたので、俺は苦笑しながらアーシアの頭を撫でた。


「そんな顔すんなって、別に気にしちゃいないし今は皆がいるから平気だよ」
「イッセーさん……」


 俺がそう言うとアーシアは嬉しそうに微笑んだ、やっぱりアーシアには笑顔が一番似合うぜ。


「イッセー先輩には悪いですがこのままの方が私としては嬉しいですね、だって他の女の子がイッセー先輩に近づかないんですから」
「あら、それは確かにいい状況ですわね。わたくしたち以外の子がイッセー君に惚れることもありませんし」
「いやいや心配し過ぎですから……」


 まあでも実際に寂しいとは思わないな、今はアーシアやオカルト研究部の皆、それに松田や元浜に桐生もいるからな。


 その後は小猫ちゃんにあーんしてもらったり朱乃さんが口移しをしようとして騒動になったりしたが平穏に過ぎていった。



―――――――――

――――――

―――


side:小猫


 放課後になった私は今日も球技大会の練習をするためにオカルト研究部に向かいました、旧校舎に入ると中からオカルト研究部の皆とは違う悪魔の雰囲気を感じ取ったんですが今日は誰か来ているのでしょうか?


「失礼します」
「あら、小猫来たのね」


 部室の中に入るとそこにはオカルト研究部の皆以外に複数の悪魔がいました、あれって確か……


「リアス、どうやら眷属はそろったようね」
「あなたは生徒会長さん……」


 眼鏡をかけた黒髪の女性が部長に話しかけてました。彼女の名は支取蒼那といってこの学園の生徒会長を務めている方です、でも彼女も悪魔であり真の名はソーナ・シトリーと言って部長のグレモリー家と同じ七十ニ柱のひとつ、上級悪魔シトリー家の娘であり夜は私たちオカルト研究部、昼は生徒会が分担しながら悪魔としての活動や町の治安維持などをしています。


「こんにちは塔城さん、今日は私の新しい眷属の紹介の為にお邪魔させて頂いています」
「そうだったんですか、来るのが遅れてしまい申し訳ございませんでし
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ