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妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
第14話 テンプレ?よくあるよね(白目)
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ことによって出来たことだ。

まずは体を超サイヤ人に耐えられるようになるまで鍛え、そして日常の時に超サイヤ人を日常生活で維持をし続けることで克服をできるようになった。…2年間かかったなぁ…そういえば顔見知りの人たちから「イメチェンかい?似合ってるねぇ〜」と言ってもらっていたなぁ…修行だって言えなかった自分が悔しい…。

とりあえず超サイヤ人の克服をジェラールに教えると、「ああ、まだ…」と意味不な言葉が聞こえた。
待て(本日何度目の待て)。まだってなんだまだって。

「あ、いや…こっちの先生は超サイヤ人の上の段階…あと、気を極めたことによって若干気の色が青くなっていたましたね。先生は「これはまだ未完成の状態。本当の状態はこれより強力で、超サイヤ人の欠点をなくした変身」って言ってましたが…、最期までなれなかったようです…」

説明するときの最後にはジェラールの顔色が沈んでいった。

…理由は知っている。彼女からはもうすでに聞かれたことだ。




エドラスに居たオレは――もう既に他界している。


理由は様々だが、一番の原因となったものは”病”だったことらしい。

その病について詳しく解明されておらず、その病状は体力を落とし、少しずつ命を取るものだったそうだ。

そして、遂に死ぬ直前にエドラスに危機が迫る何者かが現れ、それに立ち向かい最期には相手が強く、そして病で犯された体で戦っていては追い込まれ、やられる直前に道連れしたそうだ。


その光景を彼女は直接見たと言っていた。つまり――師匠が死ぬ場面をその目で見てきたってことになる。

それは、ミラやエルフマンと同じ体験をしたのと同じ様に――


「…そうか、でもそこまで極めていたのなら…強かったんだなァ…そっちのオレは」

だから、オレは話題を変えることにした。これで彼女を落ち込ませるのはオレにとって本意ではないし、なによりもそんな顔を見たいとは思わない。

エドラスのオレのことを話すときのジェラールの笑顔はその少女らしい笑みを浮かべた顔のほうが活き活きしていた。
なら、彼女を暗くさせるようなことよりも、晴れたような笑みになるようにするのがまだ”オレ”にとっての救いだ。

「…はい、とっても強く、優しい方でした」

――そう言って彼女の顔は、やはり良い笑みを浮かべていた。自慢するような、そんな可愛らしい笑みを。




◆◆◆◆◆◆







―――――誇り高き猿の尻尾ギルド


「…これで暫く、資金は問題ない、か」

小さいとも、大きいとも言わない館により、執務室の奥にある椅子に腰掛け、書類を書き終わったであろう黒い髪をした男――タイバ・テルキー
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