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シルフカンパニー(社長室)にて
キョウ:「街では徐々に争いが
勃発し始めている。秩序がなければ
人はこうも簡単に争うのだな」
エリカ:「憐れですわね、、そう言えば、
先ほどからマチスさんの姿が
お見えにならないのですが、、」
キョウ:「奴なら外だ。計画を早める為に
自らの手で争いを起こすと言っていたな」
エリカ:「それはそれは随分と熱心な事、、。
戻ってきたら何かご褒美を差し上げなければ
なりませんねぇ、、社長さん♪」
ナツメ:「、、そうね。
私の能力で貴女の着物を剥いだ後、
縛り上げて渡してやろうかしら」
エリカ:「冗談ですよ♪」
社員:「失礼します!」
ナツメ:「、、どうしたの?」
社員:「実は、先ほどの放送を流して以降、
各地方の一般人から”シルフに加入たい”との
電話が殺到しておりまして、、、」
ナツメ:「今日中に
希望者全員のリストを上げ、
ペアを作りポケモンバトルをさせなさい。
そして勝者だけを加入させなさい」
社員:「ぜ、全員のリストを今日中に!?
規模を考えると、
それは少し無理があるかと、、」
ナツメ:「早く」(青い目のナツメ)
社員:「は、はいっ!!直ちに
リストを上げ、全国放送で各地方に
流しますっっ!!」(怯)
キョウ:「随分と気が立っているな。
何をそんなに焦っている」
ナツメ:「、、どこからか強い気を感じるわ。
能力の種類からするとこれは”霊力”、、」
エリカ:「霊力?」
ガタガタガタッ(揺れ)
キョウ:「!?」
ナツメ:「、、誰かがその力を使って
私達に奇襲をかけようとしている。
以前からこの場所を覗こうとしている者が
居る事は知っていたけど、所詮は無駄な事ね、、」
ナツメの目が再び光ると、建物の揺れが
治った。
キョウ:「反逆者、、か」
エリカ:「何かを成し遂げるに
反逆者は付き物、、対面した暁には
丁寧なおもてなしをして差し上げなければ♪」
ナツメ:「、、、」(エリカを見つめるナツメ)
キョウ:「霊力を持つ反逆者、、か」
ナツメ達は窓の外を眺めた。
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