デューク&ナックル編
報告会inダンススクール
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回くらい観て、言われてみれば何となくって程度だったけど、モン太が言うならマジ気ね。今日帰ったら洗ってみるわ」
「うん、お願い」
「あたしからの報告は以上よ。で、リーダー。どう動く?」
3人分の視線が咲一人に集まった。
どう動くか? 決まっている。ビートライダーズの問題はビートライダーズで片を付ける。
「ナッツ、手持ちの情報全部、ペコくんのこと含めて、ビートライダーズ全体のSNSに上げといて。それでヘキサとトモにも伝わるでしょ。ザックくんがいれば一番よかったんだけど、ニューヨークでがんばってるとこ邪魔するのも悪いし。ネオ・バロンにせよ“黒の菩提樹”にせよ、ガチでヤバげなら貴虎お兄さんからストップかかるだろうから、それがない限りは、あたしたちでなんとかする方針で」
「……景品の、ロックシード……実物」
「チューやんが無理して取って来なくてもいいよ。剣道強くても、チューやん基本、ふつうの男子中学生なんだから――ってヘキサなら言うだろうからね」
仲間たちの全員が咲に肯き返した。
こういう時、理解あるチームメイトを持てて幸せだと、心から思う。……その“理解”が、室井咲の身の上のために、いつか薄れてしまったとしても。
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