200部分:ラグナロクの光輝その五十四
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ンダーの血を引くのです」
パルジファルは話を核心に持ってきていた。
「その二つの血を」
「それは一体誰ですか?」
ブリュンヒルテはどうしても気になった。若しその人物がいるならば彼が次の国の主となる。アースとホランダーの血脈により。嫌でも気になるというものであった。
「首領です」
「首領!?まさか」
「はい、ジークフリート=ヴァンフリート首領こそその皇子だったのです」
「まさか」
「いえ、これは事実です」
パルジファルは驚きを隠せないブリュンヒルテに対して述べた。
「その証拠に皇子が姿を消したのは二十二年前」
「はい」
「首領がワルキューレの先代の首領に拾われたのも二十二年前。年が一致します」
「ですがそれだけでは」
「その容姿もまたリェンツィ帝と生き写しですが」
「それもありますが」
「まだありますよ」
パルジファルはさらに述べた。
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