第41話 ランボーなリーファ
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ればならなかった。
宇宙艦隊司令長官代行はあっさりと、総参謀長ドワイト・グリーンヒル中将を副艦隊司令長官兼任として決まったが、統合作戦本部次長もグリーンヒル中将が兼任していたために、一人では無理が生じるため、別の人材を充てることにした。またグリーンヒル中将が兼任していた幕僚総監には代理としてラムゼイ・ワーツ少将が就任する事に成った。
トリューニヒト派の国防委員会からはどさくさに紛れて、次長人事にジョージ・ドーソン中将を推してきたが、意識を取り戻したシトレ本部長が、第四艦隊司令官クブルスリー中将を後任の統合作戦本部次長に推薦したためにドーソンの人気の無さを鑑み、トリューニヒト派も仕方なくドーソン案を断念した。その結果クブルスリー中将が次長として暫く統合作戦本部を預かる事が決まった。
クブルスリーの統合作戦本部次長就任に伴って、第四艦隊司令官職が浮いたために、トリューニヒト派はそれの人事はごり押しして、トリューニヒト派のラウル・パストーレ中将が任命されてしまった。
リーファはその人事を聞いて、『パストーレかよ!』と叫んだそうだ。
更にあの大事件中に関わらず、不心得者が居たらしく、リーファの下着姿の写真が密かに流れた。
その話を聞いた、リューネブルク以下ローゼンリッター旅団の面々曰く、犯人をぶっ殺すだそうだ。無論リーファの考えも同じで、犯人覚えてろだった!
事件のあとヤンの病室に休みの度にお見舞いに来る、フレデリカの姿が見られたそうだ。
又、イブリンが、リューネブルクに惚れたそうで、ローゼンリッター旅団本部へ用も無いのにいって、怒られたが、気にせずにリューネブルクの家まで押しかける様になり、リューネブルクはリーファに相談したが、仕方ないと言われたために、シェーンコップが大笑いしたのである。
「ロボス中佐、ドールトン大尉をどうにかできないのか?」
「無理ですよ。准将閣下は女運が悪そうですから」
「アハハハ、旅団長、羨ましい限りですぞ」
「シェーンコップ、なら代われ」
「そうはいきません、小官に他の婦女子で手一杯ですからな」
「准将閣下、諦めて下さい」
ほとほと困った顔のリューネブルクは見物であった。
「リューネブルク准将〜♪ 今日はクックベリーパイですから、自信作ですよ〜♪」
それから昼時にバスケットを持った、イブリンが日参し続けたのであった。
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ヤンの治療法が酷ですが、ネタとして勘弁して下さい。
ヤンとワイドボーンの階級を間違えていました。
大佐→中佐
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