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雪音クリスの休日
04
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のを買い与えるのだっ、分かったかっ?」
「ハイ」
 風鳴元司令官に拒否権は無かった。相手はマジキャロルであり、エルフナインではない。
「第二っ、この国の結婚事情は知らんが、教会に行ってクリスと挙式をしろっ! さっき言っていた届けも出すのだっ! 良いなっ!」
「ハイ……」

 司令の電話相手はキャロルのようだが、何故か「女の子の味方」のようで、朴念仁で石部金吉さんには暴力とテロで脅迫して命令してくださって、クリスとの結婚を強要してくれたので、さっきまで泣いていた子はピッタリと泣き止んだ。
「第三っ、それが終われば自宅かホテルに入って結合っ、クリスに子供を産ませてやれっ、分かったなっ!」
「分かりました……」
 どうやら自分が間違っていて、クリスは風鳴姓に替わってもイーカナ?と思っていても、それは養子縁組ではなく結婚を望んでいて、何やら応援者も多数発生。
 周囲の完全武装180名以外にも、キャロルまで出てきてしまい、遠くからシンフォギア装者が3人と、響の友達の未来まで来た。
「お前たちまで?」
 社会人としては間違った行動はしていなかった司令だが、男として、人としては間違いまくった行動をしてしまったので制裁を受ける。

 ご機嫌が真っすぐになって泣き止み、キャロルの命令でこれから指輪を買いに行く予定のクリスに笑顔が戻ったが、半笑いの響と切歌と調の顔を見て血の気が引いて行く。
「テ、テメエら、い、いつから見てやがった?」
「え? 雪音さんが制服のまま部屋から出て、香水の中でクルクル回ってた所から、全部」
 未来がマジ答えをして、「朝からテメエを付け回して、一部始終全部録画してある」と正解を言ってしまい、クリスの方から血の気が引く時の「サーーーーーー」と言うSONGが聞こえた。
「ヒイイイイイイイイイイイッ!」
 司令をパパと呼んでいたのは、もちろん仲間にもナイショで、「禁足事項ですっ」「マリエ、最優先事項よっ」「運命のリンゴを一緒に食べようっ」で、絶対運命黙示録で「世界を革命する力をっ!」だった。
 そんな内容を全部監視されていて、空を飛んでいた五月蠅いヘリも全部自分監視用。
 エルフナインが知っていると言うことは、司令部のモニターでも全員に監視され、オペレータと基地全員の知る所となったのも確定。
 調がドッキリカメラみたいに録画してる以外にも、自分の一挙一動全てが記録され、何度もメスの顔をしてパパとイチャイチャラブラブ、完落ちしてパパを受け入れる表情で頷いて目を閉じたのも、一つ残らず余すところなく4k撮影されている、と目で語られた。
「ぎゃああああああああっ!」
 当然ハラキリ物の生き恥で、即座にクビツリ自殺物の恥の数々を上塗りして焼き固めてしまって、護岸工事まで敷設完了。
 クリスはorzの体制から、頭抱えて白
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