暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
2048話
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所にまで連れていき……そして、影時間がやって来る。
 アイギスがいないから多少忙しくなるが、その辺は刈り取る者と炎獣、それと……

「ガアアアアアアアアアアアアアアアア!」
「グリ、頼むぞ」

 召喚魔法で召喚したグリに、任せる事にする。
 タルタロスではなく外だからこそ、こんな真似が出来るんだよな。
 正直、毎日のようにグリを召喚しているので、グリの疲れがどうなのかがちょっと心配になってくる。
 ちなみに、一応といった感じでグリに手紙を持たせてフェイト辺りに現在の状況を知らせて貰えないかと思って試してみたんだが、無理だった。
 正確には、召喚されたグリがネギま世界に帰る時にこっちに出て来た時に持っていなかった物を持たせると、それを持ち帰れないということは判明した、というのが正しいか。
 ……思いついた時は、もしかしたら! と思ったんだが……まぁ、何事もそう簡単にはいかないって事なんだろう。
 俺達は結構手軽な感じで行っているが、元々平行世界や異世界といった場所に移動するのは、そう簡単な話じゃない。
 簡単な事なら、それこそ他の世界でももっと実用されていてもおかしくはないのだから。
 そんな風に考えつつ、グリには遊撃を任せる事にして、刈り取る者を召喚してこちらも同様に遊撃を、炎獣を以下略といった感じにし、俺もまた自分の担当区域でシャドウを探す。
 探し始めてから1分もしないうちにシャドウを見つけるが、それこそタルタロスの低層にいるような雑魚シャドウでしかなかった。
 もっとも、この手のシャドウであっても、厄介なのは間違いない。
 俺達にとっては問題がなくても、ペルソナ能力も何も持たない人間にしてみれば、影時間に引きずり込まれた時点で、絶体絶命以外のなにものでもないのだから。
 それから少しの間、そんなシャドウを狩っていると……不意に強烈な力の波動を感じ、俺は反射的にそちらに視線を向ける。
 何だ?
 この世界に来てから、恐らく初めて感じただろう程に、強大な力の波動。
 それこそ、俺が知ってる限りだとこの世界の誰にも出せないだけの力と言ってもいい。
 最強のペルソナ使いのゆかり、ペルソナチェンジの能力で様々なペルソナを使用出来る有里の2人であっても、これだけの力を発揮するのは難しい筈だ。
 他に思いつくとすれば、満月に姿を現すイレギュラーシャドウ。
 だが、今まで戦ったイレギュラーシャドウはそれなりに強かったが、それでもここまでの強さを持つ者は存在しなかった筈だ。
 ……待て。イレギュラーシャドウ? そう言えば今日は満月だったな。
 だとすれば、もしかして新たなイレギュラーシャドウが出現したのか?
 先月のイレギュラーシャドウが最後だと思っていたが……
 そんな風に悩んでいると、美鶴からの連絡が入る。

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