もうこの世界 本当に駄目みたいですね
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「そこから私は我が神エロスの教えを貫くべく研究に没頭することになった!」
ちょっと何言っているか分かんないですね
「例え教会から迫害され、異端者として追放されようとも研究を止めることはなかった!」
このような男でも異端者扱いするのか、ウィスは教会の何とも言えない決まりに嘆息する。
「全ては我が神エロスの教えのため!」
全くもってブレないな、この男。
ウィスはこの男の神へのどこまでも不純で真っ直ぐな信仰心に呆れを通り越して軽蔑してしまう。
「ご高説は以上かしら?」
リアスは腕を組みながら会話を締めくくる。
「おい、あんた!」
そんな中一誠が肩を震わせ、前へと大きく踏み出した。
「あんたの言っていることは俺にもよく分かるぜ!!」
分かっちゃうんだ
「ふん、お前の様な若造に私の真理と孤独が理解できるというのか?」
「分かるさ!俺にも周りの皆に理解してもらえない必殺技がある!」
今の一誠はこれまで見てきた一誠の中で一番輝いていた。
これもヒ ド イ。
「その名も洋服崩壊!!」
最低か?
「手で触れた女性の服を破る、男の夢と希望が具現化した技だ!!」
一誠は今すぐ、全世界の男に謝った方が良い
「くだらん!」
「な…何!?」
だがそんな一誠の言葉を伝説の賢者は一掃する。
一誠の方へと振り返った刹那、その男は手を小猫へと振りかざした。
途端、小猫の制服が下着を除き全てが弾け飛ぶ。
「な!?触れもせずに!?」
「小猫ちゃん!?」
「大丈夫…!最悪な技……!」
「おいおい…。」
「んにゃ!?ふしゃー!!(小猫!?野郎、ぶっ殺してやる!!)」
「何と破廉恥な!?」
ウィスは嘆息しながら杖を打ち鳴らし、小猫の破れ落ちた服を即座に修復させる。
小猫は隠れる様にウィスの背中へと移動した。
「こんなものはまだ子供騙し、はァ!」
両腕を左右に広げ、伝説の賢者は魔法陣を発動させる。
奴は服の防御を通り越し、リアス達の下着を透視した。
「赤い髪の女は…。ほお、紫の下着か…。」
「な…!?」
おいおい……
「メッシュが入った女は、上下色違いの下着か?ふん、若いうちはもっとオシャレに気を遣うものだぞ。」
「き…貴様!?」
余計なお世話だ
先ずお前は警察に行き、更生してこい
「そして教会の女は…。何…!?お前は下着を履いていないのか!?」
「うぇ!?」
今、明かされる衝撃の真実───!
イリナは現状下着を履いていない───!
……アホくさ
「ふん、どうだ分かったか?私は手で触れ
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