第40話 流血のウェディング
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カが驚きを隠せない。
「ななんですか・・」
「式の最中ズーッとヤン先輩の姿を追っているんだもの気がつかない訳が無いわよ」
嘘である、原作知っているからカマを懸けただけなのに、見事にフレデリカが引っかかった。
「ええええ、ヤン大佐を尊敬していますし、エル・ファシルで助けられたので・・・・」
真っ赤になって慌てるフレデリカ。中々みられない姿である。
「それで、尊敬が敬愛になった訳ですね」
ニヤニヤとしながらリーファが話す。
「ははい、私が士官学校に入ったのもヤン大佐を追いかけたいから・・・・・・・です」
「ニハハ。良い事ですよね、オルタンスさん」
「そうね。ヤンさんはだらしない所は有るけど、悪い人ではないわよ、私も応援しますわ」
「そう言う事、フレデリカさん、頑張るのです」
フレデリカはそう言われて、赤くなりながら、モジモジしている。
「少し話してきなさいな、エル・ファシルの事とかを切っ掛けにすれば良いのよ」
そう言われて、覚悟を決めたのか、フレデリカはヤンの元へと歩いて行った。
リーファ曰く、此でヤンとフレデリカの再会が早まったね、でもグリーンヒルパパがどう言うかだね。
その後は、色々な友達や親戚なんかと話しまくりであった。
■自由惑星同盟首都星ハイネセン ハイネセンポリス 軍官舎
アンドリュー・フォーク中尉の枕元のTV電話が鳴る。彼はその電話を受けると、突然目が虚ろになった。「フォーク、お前は天才だ。天才たる、お前を排除する、シトレ、ロボス、ヤン、カスターを排除するしかお前に道はない。フォークは天才、あんたが大将」
フラフラと礼服に着替えると、ポケットには小型ブラスターを入れて自動地上車に乗り込み、ホテル・アヴィスタへと向かうのである。
■自由惑星同盟首都星ハイネセン ハイネセンポリス ホテル アヴィスタ
アッテンボローが相変わらず揉みくちゃ中で遊ばれている中、リーファはローゼンリッターから参加のリューネブルク准将とシェーンコップ中佐と話を始めていた。
「ロボス中佐、ご結婚おめでとう」
「リーファ嬢、人生の墓場へようこそ」
リューネブルクが真面目にシェーンコップがおちゃらけで挨拶をしてくる。
「リューネブルク准将、ありがとうございます。シェーンコップ中佐も取りあえずはありがとう、本日は来て頂いてありがとうございます」
ニヤニヤ顔の3人が和気藹々としている姿は些か変な感じで有った。
「なんの、中佐にはカプチェランカとか色々助けて貰っているからな、喜んで参列させて貰うよ」
「そうですな、リーファ嬢のウエディングドレスを見るのは感無量ですからな」
「ありがとうございます。それと遅くなりましたが、ご昇進おめでとうございます
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