188部分:ラグナロクの光輝その四十二
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が一致した。それが何よりの団結の証であった。彼等はここは別れワルキューレ達はノルンへ、七人の戦士達はライプチヒへと退いていった。帝国軍は既にムスッペルヘイムからヴァルハラに至る全ての星系を放棄しだしていた。連合軍はそれ等の星系にそれぞれ艦隊や使者を送り取り込んでいった。こうしてまたしても勢力を回復、増大させ次の戦いに備えていた。同時にライプチヒで今後のことについて話し合っていた。
「まずはヴァルハラまでの全ての星系の解放です」
パルジファルは自身の宮殿の食堂にいた。そして円卓に座り他の六人と共に食事を摂っていた。その場でこう発言した。
「まずはそれか」
「はい、既にムスッペルスヘイムまでの全ての星系は手中に収めましたが」
同志達にそう応える。
「まだ多くの星系が残っております。それ等を解放してようやく」
「ヴァルハラだな」
「はい、そう考えております」
七人の前には料理が一度に並べられている。彼等はそれとワインを飲みながら話をしていた。普段は一品一品出すものだが今回は違っていた。趣向を変えて一度に出してみた。パルジファルのアイディアである。
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