暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百五話
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棒手裏剣とか…更識って本当に忍なのかな…」

「一夏。刀奈さんで遊ぶのはそろそろやめてやれ…」

「えぇー…面白いのに…」

「棒手裏剣を投げられるほどキレているようだが…」

「やっぱ体重の話はタブーかぁ…」

「私は気にしていないが気にする者は気にするのだ」

「お前体重何キロ?」

「ふむ…そろそろ70キロだな」

「俺の倍じゃん…」

だがそれでもメリハリのあるボディなんだよなぁ…

足もウエストも細いし…

「ま、取り敢えず食べようや」

ベンチに座ってパックを開ける。

中にフォークとソースのカップが入っていた。

ソースはタルタルソースだ。

白身魚のフライをフォークに刺して、ディップする。

口に運ぶとフライがホロホロと崩れる。

ソースも美味しい。

「うん。いいな。こんど家でもやってみよう」

結局三人が食べきれなかった分は俺と箒で食べる事にした。

刀奈に持っていっても面白そうだったが流石に自重した。

次はデリンジャーが出てきそうだ。

トコトコと簪が歩いてきた。

「箒。そんなに食べて大丈夫?」

「問題ない。太りにくい体質でな」

「ずるい…」

という会話をしていた。

「簪。箒の握力知ってるか?」

「知らない。いや知ってたらむしろ怖いとおもう」

「箒の握力な。80前後なんだ」

この前試しに林檎潰させたからだいたいそのくらいのはず。

「魔法?」

「魔法とは別のオカルト。『気功』ってやつだ。
気功は肉体由来のエネルギーで代償は食事量だ」

「ふぅん…気功…ね。こんど私にも教えて」

「えー…」

これ以上体格の大きい女子がいたら俺の心が折れそうなんだけど。

「あ、第二次成長期が終わって体がしっかりしてきたらいいよ」

箒は第二次成長期…小学生高学年で気功を使いまくっていたので身長がものすごく伸びた…と俺は予想している。

俺は『素』で肉体を鍛えたかったので気功はあまり使っていなかった。

そのせいで身長が低かったのだろうか…

いや、そんな事はないか…

「ん。わかった」

簪が刀奈達の所へ戻って行った。

視線を感じたのでそちらを見ると、円香達だった。

「おにーちゃん。わたしも『きこー』ってやってみたい」

「えぇ…」

見ればアルシャーヴィン姉妹も同じように興味があるような顔をしていた。




この時箒がニヤニヤしていたのを見逃した事を後に後悔するのだが、この時は気づけなかった。

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