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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百五話
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「お嬢様……いえ…なんでもございません」
「お嬢様の没落〜」
「ねぇみんな酷くない!?」
すると何を思ったか箒が刀奈の側に寄り添った。
そして、耳元で何かを囁いた。
すると見ていてわかる程顔を赤くした刀奈が飛び上がり、束さんの後ろに隠れた。
「あっ貴女の妹でしょ!?どっどどどうにかしてください束博士!」
「んー? 面白いからこのままでー」
「姉妹揃って鬼ですか!?」
「更識姉。言っても無駄だ。その二人は基本的に快楽主義者だからな」
ニヤニヤしている箒を見やる。
「何言ったんだお前?」
「うん?」
箒がエレン、リム、円香を見て…
「ちょっと言えない事だ」
「あぁ…なるほど…」
要するにあからさまなエロ台詞でも言ったのだろう。
そのあとも少しギャイギャイやってたのだが。
「ガキ共。おふざけはこれくらいにしてホテルに向かうぞ」
という姉さんの一言でホテルに向かう事になった。
移動は徒歩だ。
駅の近くだし人数が人数だ。
「一夏。少しこっちに来い」
駅から出ると箒に手招きされた。
「どうした?」
近づくと、箒しゃがみ、鼻同士がピタッとくっついた。
「箒?」
だが直ぐに箒がやめ、無言で歩き出した。
「なんだったんだ?」
箒の行動を不思議に思いつつ、幼女三人娘と話していると、すぐにホテルに到着した。
ホテルのロビーにて。
「若。部屋はリム、エレン、円香ちゃんと同じにしといた」
「おい。色々おい」
「ヴァナディースと姫からの要望だ。
まさか若がリム達に手を出すとも思えんしな」
姉さん…箒…
「わかったよ。わかったわかった。
なんでかって理由も予想はついているが、俺は止まらないからな。
絶対にやりとげるぞ」
「そうか。俺は若を止めない。それに殺人を否定しない。今度はただ従っただけだ」
優しいな。お前は。
「ありがとよ。ヴィッサリオン」
「なんて事はない。ただ、男の覚悟を踏みにじるような事はしたくないだけだ。
たとえその覚悟が憎悪にまみれた復讐でも」
荷物をホテルに預けた後はベーカー街へ行ってみた。
ホームズ縁の地だ。
簪に肩をたたかれた。
「あんまり楽しくなさそうだね、一夏」
俺はミステリーはあまり読まない。
途中で俺ならこうしている、とか思ってしまうからだ。
殺しの方法も、犯人を見つける方法も。
生前…前世ではミステリーもそれなりに読んでいたけど、転生してからは、読まなくなった。
傲慢だと自覚しているが、俺は現実にミステリーのような事件が起こったなら、
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