185部分:ラグナロクの光輝その三十九
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」
クリングゾルはあえてアースの名を出した。パルジファルをモンサルヴァートともバルドルとも呼ばなかった。あえてアースと呼んだ。そう、彼だけを指したわけではないのである。
「ニーベルングが酷薄だというのか」
「違うのですか?」
「愚かなことだ」
彼はその言葉を嘲笑した。頭から否定してきた。
「卿等のしてきたこともまた。同じではないのか」
「同じとは!?」
「ホランダー族を迫害したのは。我等だけではない」
彼はそう言った。
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