変貌
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かよ!!」
だが、仲間を大切に思っているナツにはその行為を許すことはできなかった。痛みに耐えながら懸命に突進を試みる火竜。
「あら?聞いてなかったの?私にあなたたち人間の魔法は効かない―――」
ヨザイネに魔法は効かないはずだった。ブランディッシュの魔法が効かなかったことからそれは証明されていた。それにも関わらず、ナツが放った火竜の鉄拳がヨザイネの顔に入ると、少女は地面を削りながら吹き飛ばされた。
「な・・・なんで・・・」
数十メートルに渡って吹き飛ばされたヨザイネは驚きを禁じ得なかった。
「私に攻撃を当てれる人間なんて存在しないのに・・・なんで・・・」
だが、その時彼女の目に入ったものを見てその理由がすぐにわかった。桜髪の青年の体からあふれでる禍々しい魔力。それは見るからに人間のそれではなかった。
「ナツ?」
「ねぇ・・・どうしちゃったの?ナツ・・・」
彼のあまりの変貌にルーシィたちも動揺を隠し得ない。だが、ヨザイネはすぐに彼の正体に気が付いた。
「まさか・・・END!?」
「え!?」
ENDへと変貌を遂げたナツ。彼が向かうのは破滅への道なのか。
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