第六十四話
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…………頑張るぞ。」
俺は春雨の頭を軽く撫でると、食堂の椅子を部屋の隅に移動させ、それに腰掛けた。
今日分かったことがあるとすれば…………敵は深海棲艦だけではないということが判明した、ということだろうか。
「…………とっ、当然ですよ!絶対、若葉ちゃんと一緒に外を散歩するんですから!!」
春雨は、俺が考えていたこととは全く違うことを頑張ろうとしていた。うん、春雨はそれでいい。
「…………フフッ、そうだな。頑張れよ。んじゃ、おやすみ。」
俺は春雨にスコシダケ微笑むと、目を閉じた。
長い、佐世保鎮守府での生活。その一日目が、ようやく終わった。
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