第4話 アッテンボローの受難
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が裏切るかも知れないからなー。
12人中半数が裏切ってるからなー。
そうなると、ヤンが落とすまで待つしかないが、サンフォードやウィンザーがうざいし、
親父も馬鹿だし、フォークが一番厄介だ、
士官学校在校中に精神錯乱起こさせて退校処分にするかな。
仮に帝国領侵攻作戦があったとしても、私が親父の元に配属させて貰って。
作戦会議でフォークを人事不省にして、作戦を変えれば何とか出来る筋書きは用意してあるんだけどね、
支持率アップすれば良いわけだから、策なんて幾らでもあるじゃない。
まあ、それまで私が生きているか、親父が失脚してなければの話だけどね。
今なら、トリューニヒト暗殺も結構簡単なんだけどね。
あとは地球教が問題か、何とか出来ないかな、カルト集団として取り締まれないかな。
ん?時間だ、授業でなきゃ。
■士官学校 教室
「ねえねえ、リーファ」
「ん、なにカスミ?」
此奴はアザイ・カスミ(E)同期生で仲が良いが、パパラッチだ。
戦国武将浅井長政の子孫だと自称しているが2000年ほど前なのでわからんじゃん。
それでいて学校内で地下新聞作って居る活動家だが、
東スポ並のいい加減な記事が多いので校長も苦笑いで許しているそうだ。
「婚約したって本当?」
「あー、それに近いことはしたけど」
「何をしたのかな?」
「家族との食事に連れてっただけだよ」
「ふむふむ。ではアレはしたのかな?」
「まだだよ。キッスは奪ったけどね」
「おー、スクープじゃん、でお味は?」
「んー、レモンの味じゃ無いのは確かだよー」
「なるなる、では今後の予定は?」
「親父には卒業後と言ってあるよ〜」
「了解だ、良い記事が書けそうだよ、サンキュー」
「はいはい、授業真面目に受けなさいよ」
「了解だよー」
んーダスティー包囲網が縮まってきたね、親父もやるときにはやるじゃん。
最近益々太ってきたし、親父臭がするんだけどね。
まあ、及第点として評価してあげますよ。
あとは、アッテンパパと姉上達に認めてもらう事が肝心だね。
そうそう、ヤンに貸す本の目録も作らなきゃ駄目だね。
自分で覚えている知識を纏めた自費出版本もあるから、
此はヤンも読んでないからね、良い品になるはずだよ。
キャゼルヌ先輩に貸した、旧日本軍関係の補給軽視作戦集や通商破壊戦の補足集は受けたからね。
今度は、どんな本を書きますかね。
その頃、事務局次長室では、キャゼルヌが真剣にリーファの貸した本を読んでいたそうだ。
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