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妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
第11話 幸せを呼ぶ猫の誕生
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てないよな…?

「たくっ、この前もエルザとミラが暴れていたし…オレとナツはダメだってのに自分たちはいいのかって話だぜ…」

「あははっ…」

愚痴をこぼすグレイにカナは苦笑いをする。確かに人のことを言ったのに自分がやるのはどうなのか、って話だな。


「それを考えてみると、エルザとミラってナツとグレイの女バージョンみたいなモノだな」

思ったことをそのまま言ったら後ろ席のマカオとワカバが何やら飲んでいた酒を吹いた。
ん?グレイが呆然としているなぁ…

「ハハハハッ!!面白えことを言うじゃねぇかレッド!!」

「全くオメエは!!隙を見て笑わせんのうめえなホント!!」

何やらツボに当たったらしい。そんなに面白かったのか?

「ぷ…ふふふ…」

あ、カナまで。ええ…?


「お、え、エルザとミラがオレたちの女バージョン…」

なんかショック食らったみたいな顔してんなぁ…グレイ。




◆◆◆◆◆◆







――――数日後




「卵ねェ…興味ねえが、ドラゴンの卵とか高く売れそうだな」

同じ滅竜魔法を使うラクサスにドラゴンの卵について話したが、本当に興味なさそうだな。
てかお金に結びつくか…でも本当にドラゴンの卵だったら売れるな。ビッグニュースになるのも間違いなさそうだ。

「ま、ドラゴンなんて絶滅している今じゃ関係ねえことだが…それに似た模様ってだけだろ」

「そうだよなぁ…まぁどんな生き物が生まれるのは楽しみだけどな」

「ハッ、前みてえな奴だったら厄介だな」

「オレはもう倒せるから無問題」

「…前言撤回だ、楽勝だ。」

あの黄金の戦士―――マスターからは”超サイヤ人”なんて命名されている―――にはコントロールとまでは行かずとも、成れるようにはなった。時間が少し必要だけども、それでもあのデーモンは倒せるくらいは行ける自信ある。

「それはそうと、ナツとリサーナがやってんだろ?あいつら間違って割りそうな気がするが」

「そこらへんはリサーナがカバーするらしいから大丈夫だってよ。まぁ元気な子が生まれるといいな」

「…そうだな」

小さい声ながらもラクサスも同意する。しかし、帰ってきてからもクエストとは…一応半分報酬渡したが、それを気にせずにクエスト…それにまた力が上がってるような…特訓もやっているのだろうか。


「む、レッドさん。こっちに居たのか」

「おう、エルザじゃねえか、どうした?」

「いや、特に何も…ただまた話をしたいと思ってな」

そう言ってからラクサスを見る。なんだ、ラクサスと話したいのだろうか…じゃないな、なんかラク
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