180部分:ラグナロクの光輝その三十四
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「左様ですか」
「虎穴に入らずんば虎児を得ず、ですね」
「ではもう答えは出ているな」
「門を開けよう」
「わかった」
六人が門を開く。ゆっくりと、鈍い金属音を発して門が左右に開く。そして今地獄の門が開いた。その上にはこう書かれていた。古い、かって神々が使っていたという文字だ。
「ルーン文字ですね」
ブリュンヒルテがそれを見て言った。他の者達にもそれはわかった。
「あの魔力を持っていたという文字ですか」
「はい。これは」
「この門をくぐる者、アルベリヒの加護なくして進むことは出来ない」
突如としてパルジファルが呟いた。
「!?総帥」
「どうやらまた記憶が蘇ったようです」
パルジファルは驚きの顔を見せるワルキューレ達に対して顔を向けて述べた。
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