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妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
第8話 強くする理由と、新しい目標
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それはずばり!」

「え、え…?ず、ずばり…?」


混乱して頭が正常に…ウゴカナイ。え、コンビってなんなんだよ。オレって聖十大魔道にまだ勝てねえはずだけど…え、ええ…?


「――――お笑いコンビじゃァッ!!」

「――――ファッッ!!?」


予想外すぎるキーワードがウォーロッドさんの口から飛び出てきて思わずソファーから倒れてしまう。
いやしょうがねえだろ。どうしろってんだよコンビ。なんか戦闘のコンビかと思いきやお笑いコンビって、笑えねえよ!?

「わははははははっ!!プフゥッ!!!わははははははっ!!冗談ッ!!冗談じゃ!冗☆談☆!!」

「またかよ畜生ォオオオオオオッ!!?」

もうやめてくれない!?おい笑うな!!笑いすぎてんじゃねええええ!!どこに笑う要素あったんだよおおお!?これならオヤジギャグの方がまだマシじゃねえかァァァアッ!!

「さ、さて。本当の理由はな?」

「震えてんぞ声…畜生め…」

どうやらソファーから転けたことが面白かったらしく、今でも笑いこらえている…。この野郎…。

「コホン!あー、理由はのぅ…(ワッシ)の勝手な理由なんじゃ」

…今度こそ本当そうだ。じゃなかったらもう帰るぞ、マジで。ラクサスをS級のクエストに連れて行かなきゃならんし。

そうして、姿勢を正してこちらを向き直る。どうやら真剣なようなのでオレも姿勢を正してウォーロッドさんを見つめる。


「――――強くなった君に、ある依頼を頼みたい」

「…ある依頼?」

ウォーロッドさんが首を頷く。

「その依頼は、未だに誰も為し遂げていないクエスト、我が友でさえ果たせなかったクエスト――――」


次の言葉を聞く前に、察した。察してしまった。
何故なら、目の前に居る老人の友人であったサイヤ人でさえ達成できなかったクエスト…


「――――そう、100年クエスト(・・・・・・・・)じゃ」



…あれ、10年じゃ?え…


「…はあああああああ!!!?」





◆◆◆◆◆◆











と、いうわけで修行しています。え?断ればいいじゃないかって?強くなるチャンスだぞ?やらないわけにはいかないじゃないか!!!!

…誰と話しているんだろうオレ…。もしかして前に届いた電波の人に届けてるのだろうか…ならば届いてくれ、そして忘れないでくれ。オレという男を…。



「なーにボーッとしているんじゃ。君はここでへばるような男じゃないんじゃろ!!さぁ、次はこの樹から抜け出してその樹と今身についている重りごと全力移動じゃァ!!そのままだと夕御飯食えないぞっ!!」

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