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白き竜の少年 リメイク前
第一の試験
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けないという選択に傾いていく

「受けるを選び、正解できなかった場合・・・・その者の中忍試験参加資格を永久に剥奪する!」

「受けない者は手を上げろ!」

次々と受験者が手を上げて消えていく。彼らの決意はイビキの言葉でいとも簡単に崩れ去っていったのだ

「(手は上げない。俺達は次も参加出来るのかも分からないんだ)」

まだ残っている者の中にも揺れている者はいた。しかし、ナルトの言葉が彼らの決意を固めさせる

「なめんじゃねー??俺は逃げねえぞ!もし一生下忍になったって・・・・意地でも火影になってやっから別にいいってばよ??」

皆の視線がナルトに集中する

「これは人生を賭けた選択だ。もう一度言う。止めるなら今だぞ」

「まっすぐ自分の言葉は曲げねえ。俺の忍道だ!」

その言葉は教室内にいた受験生達の迷いを振り切った。彼らの顔には固い決意の表情が見える

「(夢を夢のまま終わらせる気は無い・・・・・・か)」

ハルマはナルトの成長を感じ取り、口端を吊り上げる

「(俺も・・・・・・諦めるつもりはないけどな。でも、その為には)」

そして、イビキは彼らに合格を告げる

「では・・・・ここにいる者達に“第一の試験”合格を言い渡す!」
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