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白ひげ海賊団の副船長
第二十九話
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本当ですよ」

「理由はなんだ」

元帥・大将・中将・教官で元大将のゼファーが会議室でオリシスの動向を見張っていた。



「好きに旅に出てるだけだそうですけど」

「けど? 何だ」

「面白い事でも有れば尚良いなと、海軍が喧嘩を吹っ掛けてくれば支部を破壊すると言ってます」

「前にもあったね」

「あったな」

「それと! 自分の考えですが良いですか?」

「何だ」

「仲間を集めるのかも、戦力は十分に有るけども!
恐らくは新世代を作る気かも」

「新世代だと.....ボルサリーノやクザンと同じにか?」

「はい、世界には知られていない強者が入る筈です」







所変わり



東の海


「遭難したぞ、スカラどうするよ」

「ガル?」

「遭難だよ、行きたい方角はあるか?」

「ガルルルン」

「ならそっちに行こうか」





そして、その方角は!



次の日には!



鴨がいた!


「スカラよい、天竜人だぞ」

「ガフッ?」

「美味い肉が沢山食えるぞ」

スカラは美味い肉と聞きやる気満々だ。

「それでは突撃するかって!」

既にスカラは船に向かい海の上を走り出していた。

完全に出遅れたオリシスは既に男に戻っており!

完全に出遅れてしまったが、のんびりと後を追って船に到着したが略制圧されていた。

良いとこ無しのオリシスであった。




世界政府



「おいっす、オリシス君だよ」

「....何の様だ。それにこの番号は何処で手に入れたんだ」

「天竜人とその配下に船を制圧した。身代金は120億ベリーでどうだ.....
場所は......どこだ?」

「「「「知らんわ」」」」」

「誰か目が覚めたらまた連絡するよ」




天竜人はオリシスの財布?

「場所が分からんし、誰が捕まったのかだ」

「今迄に幾ら払ったんだ」

「天竜人がオリシスの小遣い稼ぎになってないか?」

「「「「「・・・・・・・」」」」」

「何とかしないと逝かんぞ」

「本当に何とかしないと、金が無駄に飛んで逝くぞ」


全員が年に数回のオリシスからの脅しに屈している世界政府であった。



オリシスの旅は始まった。



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