暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第32話 灼熱の火山に向かえ!実食、BBコーン!!
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庭には初めて行ったけど見たこともない食材がわんさかでよぉ……ヒヒ。ただあのニ人が待ち構えていたとは思わなかったぜ」
「あの二人?」
「IGO副会長と所長さ、あのニ人本気になっちゃっててよ〜面倒くさくなっちまったしGTロボもどうでもよくなっちまったからくれてやったよ、ポンコツロボ」


 そうか、俺たちがリーガル島を離れた後にそんなことがあったのか。というか茂さん来ていたなら俺にも声かけてくれよ、知らなかったじゃねえか。


「まあその代わりに島中の食材を片っ端から食い荒らしてやったがな、うまかったぜぇ〜あのアスレチックみたいな所にいたデカイ奴……でも手ぶらじゃ流石に帰れねえ、だからリーガル島の食材と更にBBコーンをボスへのみあげにしようと思ってな」
「……お前らの、美食會の目的はなんだ?何故グルメ食材を集めている?」


 俺はこいつらの目的が何か男に質問した。普通なら答えるはずもないが男は気にした様子もなく座り込みストローに葉巻樹の枝を刺して温度の高い岩石に押し当てて火をつける、そしてストローごしに煙を吸い込んで一服した。


「すぅぅぅぅ……はぁぁぁ〜〜〜……俺たちが狙ってんのは『GOD』という食材だ」
「―――――――――!!」


 男の言葉に俺は身体中に電流が走ったような衝撃に襲われた。何故なら男が言ったGODという食材は俺がずっと探し求めていた食材だからだ。


「GOD……?」
「聞いた感じだと食材の事みたいだけど……」
「唯の食材には思えませんわね」


 オカルト研究部の皆はGODが何か分からないため首を傾げていた。


「……500年前、この世の全てを食破したという伝説の美食屋『アカシア』が唯一晩年まで追い求め最後に発見できた食材、それがGODだ。かつて行われていた世界規模での大戦争を止めたきっかけにもなったという幻の食材でGODの発見からグルメ時代が始まったとも言われている」
「GOD……美食神とも呼ばれたアカシアが食材を使って戦争を止めたという話はココさんから聞いてましたがそれがそうなんですね」


 俺は皆にGODについて簡単に説明した、すると男は不気味な笑みを浮かべて楽しそうに笑いだした。


「ヒヒ……なんだよ、詳しいじゃねーかイッセー」
「当然だ、GODは俺のフルコースのメインディッシュに決めてる食材だからな」


 俺は虹の実を食うまではフルコースは空っぽだった。でもメインディッシュだけは既に決めていたんだ、それがGODだ。


「……ハッ、そうか。お前もGODを狙っていたのか、ならこんなウワサを聞いた事ないか?」
「ウワサ……?」
「数百年に一度起こると言われている『グルメ日食』、その日食が見える日がGODの活動が始まる時だと言われ
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