暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第32話 灼熱の火山に向かえ!実食、BBコーン!!
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ヒ、反芻反芻。うまぁ〜〜〜い飯は何度も繰り返して味わなくちゃ損だからな〜ヒヒヒ」


 ……なんだ、こいつは?俺は男のマイペースぶりに酷く困惑していた。飄々として呑気そうにも見えるがこの男が放つ異様な雰囲気が俺を更に警戒させる。リアスさんたちも決して油断しないように構えていた。


「BBコーン……ああそうBBコーンなぁ……今俺のペットが採りに行ってるんだがいかんせん方向音痴でな、そいつ……うん、方向音痴。そろそろ戻って来る頃だと思うがそしたら返すよ」
「……」


 ペット?そんな奴は見かけなかったがそういえば巨大なBBコーンが丸ごと一本採られていた痕跡をウージャングルで見つけたな、その時は何だと思ったがそれはこの男のペットがやったのか?


「チューチュー」


 俺たちの傍にマグマラットが一匹現れた、男はそれに気が付くとストローをマグマラットに突き刺した。


「何を……っ!?」


 リアスさんは男の行動に眉を吊り上げるが男はストローを口にくわえて息を吸い込んだ、するとマグマラットはあっという間に干乾びていき最後には身体ごとストローの中に吸い込まれていった。


「んふ〜〜〜ヒヒ。いいストローだろ、これ?デビルモスキートという巨大な蚊の口を加工して作ったストローだ、耐久性としなやかさに優れている」


 デビルモスキート……大型の獣も襲い血液を全て吸い尽くしてしまうと言う悪魔の昆虫か、そいつの口から作ったストローだから俺のナイフでは切れなかったのか。


「だが流石にさっきの一撃は切れちまうかと思ったぞ〜……イッセー、あれがお前のナイフか……」
「俺を知っているのか?」
「ヴァーリの奴が珍しく褒めていただけはあるなぁ……本当に腕がもげると思ったらしい。もげればよかったのになぁ、ヒヒ……」
「ヴァーリ……!!貴様、美食會か!」


 男が口にしたヴァーリという名、忘れもしねえリーガルマンモスの体内で戦ったGTロボの操縦者だ。その男の名を口にしたということはこの不気味な男も美食會のメンバーであるのは間違いない。


「今回のリーガルなんとかの捕獲失敗の件で第6支部(食料調達チーム)の連中は責任をとらされ全員半殺しにされたらしい……ヒヒ、新入りが一人死んだとも聞いたな、でもそんな事じゃあ料理長の怒りは収まらねえ。ボスの食欲は最近更に増しているらしいからなぁ、調理が追い付かないんだとよ……ヒヒ」


 ボス……美食會のトップか。実態は知られていないが恐ろしい男だと噂で聞いた事がある。こいつがここにいるのもそのボスって奴が関係してるのか?


「お前らが壊したGTロボ、一部が自爆しないで残ったままだろう?俺がそれを回収しに向かったんだよ。いやぁ〜楽しかったなぁ、IGOの
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