暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第32話 灼熱の火山に向かえ!実食、BBコーン!!
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「おっ、とうとう来たか!」
「いよいよね……」
「あと少しだ……」
小猫ちゃんたちもBBコーンの様子に気が付き期待を膨らませていく。さあ、来い!!
バァァァァァァァァァン!!!
「き、来た――――――――――――――っ!!」
BBコーンがはじけてまるで爆弾が爆発したような音と共に上空に打ち上げられたポップコーンが雨のように落ちてきた。
「うわあ、ポップコーンの雨です!」
「凄い、辺り一面ポップコーンで埋まってしまったわ!」
全員がポップコーンの雨を見て歓喜を上げた、あれだけ苦労したんだ。俺だって嬉しくて仕方ねえぜ!
「皆、嫌な顔をひとつもしないでよく頑張ったな!」
「はい!辛かったけど頑張ってよかったです!」
「私もがんばりましたよ!」
「おう、二人もよく頑張ったな!」
嬉しそうにはしゃぐアーシアとルフェイの頭を撫でて俺は辺り一面を埋め尽くすポップコーンを見ながら皆に声をかける。
「それじゃあさっそく出来立てのポップコーンを皆で食べようぜ!」
「「「おお――――――っ!!!」」」
俺たちはポップコーンを持って岩石の上まで向かった、ここは1200度もあって死ぬほど熱いからな。
「お、おぉ……なんて大きさなんだ。見た目はポップコーンというよりは綿あめみたいな感じだな」
マジマジと巨大ポップコーンを見るが綿あめみたいにふわふわの触感だ、でも匂いは香ばしくて嗅いでいるだけで食欲をそそる。
「ふわぁ、いい匂いです……」
「まるで揚げたてのコロッケみたいな香ばしさがするね」
「でもこうして見渡してみると凄い量ね、たった一粒からこんなに大量のポップコーンが作れちゃうなんて」
「流石はコーンの王様と呼ばれることはありますわね」
全員がポップコーンを持ったことを確認して俺はポップコーンを一口かじった。
ワシャ、ゴクン。
「……ん?」
「あれ?」
「おかしいですわね、直になくなってしまいましたわ」
俺たちは一瞬で飲み込んでしまった事に疑問を持ったが次は噛んで味わおうともう一口食べる。
ワシャ、ゴクン。
「んあ!?美味すぎて直に飲み込んじまうぞ!?」
「しかも食べれば食べるほどもっとほしくなってしまいますわ!」
「美味しい、美味しすぎて手が止まらない!」
他の皆もあまりの美味しさに一瞬で飲み込んでしまっていた。俺はもう一回ポップコーンをかじると飲み込みたいのを我慢して何回も噛んで味わっていく。
(噛め……味わうんだ!!)
噛むとサクサクと気持ちのいい音がして風味が増して更に深い味わいになった、しか
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