暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第32話 灼熱の火山に向かえ!実食、BBコーン!!
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ーンを作るためだったの!?」
俺の発言に全員が驚いた表情を浮かべた、まあ普通はポップコーンを作るために火山に行くことは無いから驚くのは当然だ。
「BBコーンは昔、グルメ貴族という上流貴族が好んで食べていたおやつでもありその調理方法がポップコーンだったんです」
「貴族も食べていたポップコーン……それは興味深い一品ね」
「はい、ですがBBコーンは生半可な火力ではポップコーンにはできません。ましてやこのサイズともなると火山ほどの火力じゃなければ無理なんです」
「なるほど、だからウール火山に向かうんだね」
俺の説明に全員が納得した表情で頷いた、だがそのポップコーン作りがとても過酷なものになるとはその時誰も思っていなかった。
「よーし、調理場に到着したな!」
「凄い熱さね、今回は水着も持ってきていて良かったわ」
「私が作った特製の悪魔用日焼け止めクリームがありますからリアスさんたちもどうぞ」
「ありがとう、ルフェイ」
ウール火山に到着した俺たちはサウナのような熱さの地表に降り立ちポップコーン作りを始める事にした。
「それでイッセー君、どうやってポップコーンを作るんだい?」
「ウール火山は下を流れるマグマの温度が1400度でそこに近い岩石が1200度、それから積み重なった岩石の順に温度は下がっていくんだ。今俺たちが乗ってる岩石が50度くらいだな」
「1400度……悪魔でも耐えられない温度ね」
「こんなところを自由に歩けるのはGTロボでしょうからね、たまにあいつらが羨ましくなりますよ」
岩石の下を流れるマグマを見て俺はGTロボたちが羨ましく思った。そういえばグルメ界にはコンソメ味の美味な味がするマグマが流れている火山があると聞いた事があるが……ふふ、いつの日か飲んでみたい物だな。
「ようし、それじゃさっそくBBコーンを調理していくぞ!」
「「「おおーっ!!」」」
俺はまず温度のさほど高くない岩石の上にBBコーンを置いて焼いていく、いきなり高温の岩石に載せたら直に焦げてしまうからだ。まずはこうしてじっくりと中から温めていき徐々に下に降りていく方法で試すことにした。
「あ、熱いわね……」
「胸に汗が溜まって気持ち悪いですわ……」
一番低い温度でも50度はあるので座っているだけでも相当熱い、リアスさんたちは汗が酷くなってきたので水着に着替えていた。こんな熱い場所で素肌を曝したら普通は危ないが魔法で保護しているらしい。
「そろそろひっくり返してみるか……」
焼き加減を見ようとBBコーンをひっくり返してみたが裏側が黒く焦げていた。
「あ、焦げてしまってるわ」
「しまった、ひっくり
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