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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第32話 灼熱の火山に向かえ!実食、BBコーン!!
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side:イッセー
よう、イッセーだ。朱乃さんの過去を知った俺は彼女が俺を異性として慕っていることを知り彼女を受け入れた。まあ前から結構過激なスキンシップや大胆な発言をよく俺にしてきたから「あれ、この人俺の事好きなんじゃねえの?」とうぬぼれた事を考えてたこともあったけどまさか本当だったとはな。
「うふふ、イッセー君?」
「朱乃さん、くっつくのはいいんですが胸が当たっていますのでもうちょっと離れてくれませんか?」
「駄目ですか?」
「い、いや駄目じゃないんですがちょっと恥ずかしいと言うかその……」
「イッセー君の傍にいるだけで胸が暖かくなって心地いいんです。だからもう少しだけこうさせてください」
上機嫌で俺の右腕に自分の腕を絡めながら微笑む朱乃さんを見て俺は仕方ないなと思いながらもこんな美人に好意を持たれている自分の幸せに感謝した。
「ちょっとイッセー、こんな空の上でイチャつかないでよ。独り身としてはツラいのよ?」
「すいません、少し舞い上がっていました」
後ろの席に座っていたリアスさんにジト目で睨まれてしまった。朱乃さんとも恋人になったことを話した時は「ああ、やっぱりな」という風にリアスさんから視線を送られたがそれでも自分の親友がイチャイチャしてるのを見てるのは悔しい様だ。
「先輩は女の子を垂らしこんでしまう悪い癖があります、これ以上は増やさないでくださいよ?」
「いや3人以外に俺に好意を持ってる女子なんてもういないって」
「分かりませんよ、この先出会う相手がイッセーさんを好きになるかも知れませんし……」
「「確かにそうですね」」
俺の膝に座る小猫ちゃんがジト目で俺に忠告してきた、俺はないないと手を振ったが隣に座るアーシアの発言に小猫ちゃんと朱乃さんが同時に頷いた。
「なあ祐斗、俺ってやっぱり節操なしなのかな……」
「あはは……それよりイッセー君、今このヘリはどこに向かっているの?」
「誤魔化した……まあいいや、このヘリはウール火山に向かっている」
「ウール火山?」
ウージャングルでBBコーンを捕獲した俺たちは巨大BBコーンの粒を調理するためにウール火山と呼ばれる場所に向かっていた。普通に行くと1500qもあるのでルフェイの加速の魔法を俺が倍加して凄まじい速度で空を飛んでいた。掛かる負担は魔法で軽減させているがそれでも機体に大きな負担がかかるので普段はしない、だが今回は速くBBコーンをテリーに食べさせたかったので急ぐ事にした。
「ウール火山はホットスポットと呼ばれる一帯で極めて高温のマグマが地下を流れている火山地帯だ」
「そんな危険な場所に何をしに行くんですか?」
「決まってるだろう、ポップコーンを作るためさ」
「ポップコ
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