168部分:ラグナロクの光輝その二十二
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星図を見てまずは唸った。
「これはまた」
「話には聞いていたが」
「まず最大の特徴として九つの恒星です」
パルジファルはレーザーでその恒星達を指し示した。
「この星達が複雑な重力と磁気を発しています」
「進行が困難だということだな」
「はい。また恒星により敵が隠れ易くなっております」
「ふむ」
「そのうえ惑星、衛星も多く存在しております。帝国軍がそこに防衛用兵器を多数配備していることも予想されます」
そう報告される。
「実に戦いにくい星系だな」
「こんな星系ははじめてだ」
「そしてその中の惑星の一つスルトですが」
今度は惑星の一つにレーダーが当てられた。
「問題はここです」
「そこか」
「はい。このスルトにニーベルングがいるのです」
「ふむ」
それは最も奥にある恒星の軌道上にある衛星の一つであった。見れば真っ赤な星である。
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