第三十五話
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
一応の敬意を払っていたぞ、内緒でイゼルローン要塞のミニチュア等作らなかったしな」
「一応は敬意を持ってますよ、それに他の艦隊にミニチュアの補給基地は陛下に国務尚書も知っていますよ。
流石に財務尚書には知らせてませんがね、あの守銭奴に感づかれると厄介ですので」
「確かに財務尚書は厄介だが何処から金をだした」
「自分のポケットマネーと陛下のポケットマネーで作ったっす」
三長官は理解できなかった、ポケットマネーで作れる物では無いのだ
「ポケットマネーの意味を知ってるか?」
「失礼ですね知ってますよ」
「お前は分かってない、ポケットマネーの意味をな」
「そうだぞ、自分が自由に出来る金をだ小遣いをポケットマネーと言うのだぞ」
「ですからその金で作ったのですが?」
「お前はどれだけ資産を持っているのだ」
「内緒です、個人情報ですので」
「言えない程に有るのか資産が」
「言え、何故そこまでの資産があるのだ」
「株です、10歳位から儲けているので金は幾らでもありますよ。
陛下の資産もありましたし、豊富にある資産で作りましたよ」
「お前はどれだけの資産が本当にあるんだ」
「本当は知らないですね、概算で20兆帝国マルク以上です。資産運用は執事に任せているので今はどれだけなのか.....」
「正直に呆れたぞ、ジークヴァルト財団の資産と運用を甘く見ていたな。お前の爺さんの事を忘れていた」
三長官が頭を抱えていた。
何故だと、頭も良い、外見も良い、兵士には人気があり資産は帝国のトップクラスで其処の御曹司で....
正確が自由奔放で陛下にベーネミュンデ侯爵夫人の信用は厚く、また国務尚書の弟子でも有り、グリンメルスハウゼン子爵の孫娘を妻にし、性格だけが問題であった。
性格が.....
性格を除けば全てを持っている人物だった。
それだけに問題であったのだが
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ