Extra Story
これが 本当にたった一人の選手が放つ気だというのか
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ァーリの両者が大きく衝突したことにより生じた破門状の衝撃波が周囲へと吹き荒れる。
「オオォォォォ───!!!」
「─。」
周囲の地面が砕け散り、クレーターを生み出し、両者の激突はより苛烈なものへと変貌していく。
ウィスは指先だけで防御し、いい加減この無謀な攻防に飽きたのかヴァーリを鋭く睨み付ける。
そしてこれ以上は無駄だと判断したヴァーリは拳を下ろし、ウィスと対面する。
周囲に浮遊していた岩石もそれと同時に地へと落下する。
「…流石だ、ウィス。やはりこの程度では貴方は本気を出せもしないか。アルビオン、覇龍の用意だ。禁手では相手にすらならん。」
『ああ、分かっている、ヴァーリ。』
「見せてやるぞ、アルビオン。覇龍の力を。」
『ああ、分かっているとも、ヴァーリ。ニ天龍とも評されたアルビオンの力をウィスに思い知らせてやる!』
そして遂に、ヴァーリは己の神器の内に眠るアルビオンの真の力を呼び覚ます。
それは一時的に神器を暴走状態へと陥らせることで全盛期のアルビオンの力を解放する禁忌の力。
今此処でヴァーリはウィスへと覇龍を解放した。
『我、目覚めるは
覇の理に全てを奪われし二天龍なり
無限を妬み、夢幻を想う
我、白き龍の覇道を極め
汝を無垢の極限へと誘おう!!!』
こうして遂に両者は対峙する。
覇龍へと至ったヴァーリとウィスは今此処で正面から激突した。
『覇龍!!!』
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