第31話
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実を知って再び絶句したリィンはある事を察し、真剣な表情でセシリアに訊ねた。
「………状況を考えると恐らくはそうでしょうね。特務支援課は解散し、”六銃士”の仲間達もそうだけどクロスベルに所属している旧特務支援課のメンバーの一部も今は広大なクロスベル帝国の領土に散っている状況だから、結社に対抗できる”切り札”を一つでも多く備えておきたいのだと思うわ。」
「それは………―――ですがそれ以前に、セリカ殿は引き受けてくれるのでしょうか?1年半前にセリカ殿がクロスベルに滞在していた一番の理由はセリカ殿にとって恩人に当たるエステルさんの頼みだとの事ですし………ヴァイスハイト皇帝陛下はセリカ殿にとっては”知人”ではあっても、”恩人”ではありませんよね?」
「そうね。まあ、あくまで推測の段階だし今はそこまで気にする必要はないと思うけど………次の演習地でも”何が起こっても”対応できるように、気を引き締め直しておきなさい。」
「はい。ご忠告、ありがとうございます。」
「それともしクロスベルで”要請”が発生したら私とサフィナ元帥も貴方達に加勢するつもりだから、その時はよろしくね。それじゃあ、私はこの後セレーネ達にも今の件を連絡するからこの辺りで失礼するわ。――――お休みなさい、リィン。」
そしてリィンへの忠告を終えたセシリアは通信を切り
「ハハ……セシリア教官とサフィナ閣下が加勢してくれるなんて、とても心強いな……まあ、”要請”が発生するような出来事が起こらない方が一番いいんだけど。……酔いも醒めて来たしシャワーでも浴びて寝るか。ブリーフィングに各方面の要請……明日も忙しそうだからな。」
セシリアとの通信を終えたリィンはシャワーを浴び、明日に備えて休み始めた――――――
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