猫娘と職場体験編
NO.040 合同職場体験・三日目 vsステイン
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(動かせる!)」
一方で、ステインは轟の頭上をとっていた。
だが、そこで出久のハウリング・インパクトがさく裂してまたしてもステインは吹き飛ばされる。
「緑谷!?」
「なんとか動かせるようになった! なにかの条件があるみたい!」
「ってことは……血液型か!?」
それで倒れているヒーロー『ネイティヴ』はB型。飯田はA型。
そして出久はO型であることから。
「ってことは血液型で決まりだな」
「ハァ……正解だ。だが、それが分かったからと言ってお前たちに勝ちを譲るつもりはないぞ」
そう言ってステインはまたナイフを構えている。
「奴の反射速度は半端ねぇ……」
「うん。轟君と僕の炎も避けられるほどだからね」
「だから二人を担いでの移動は難がある。だからどうにか粘ってプロが来るまで耐えるぞ」
「うん! 頑張る!」
「ああ。頼りにしているぞ緑谷。二人で守るんだ……!」
こうして出久と轟のタッグが成立したのであった。
飯田はそんな光景を見せられて涙を流しながらも、
「もう、やめてくれ……僕は」
「やめてほしけりゃ立て! なりてぇもんちゃんと見ろ!!」
轟の気持ちがこもった叫びに飯田は心に火が付いた気がした。
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