第七千二十話 東がやばい
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第七千二十話 東がやばい
モルドバの財政事情は厳しいです、このことはモルドバにとってもう必死に何とかしないといけないことですが。
さらに問題があってルーマニアに泣きながら言うのでした。
「東の方がずらよ」
「相変わらずずらか」
「独立状態ずらよ」
モルドバから離れてというのです。
「おいらどうしたらいいずら」
「ここは何とかずら」
ルーマニアはモルドバを慰めつつアドバイスしました。
「その騒乱を防ぐずら」
「そうするしかないずらか」
「さもないとロシアが来るずらよ」
東部の独立状態が続くと、というのです。
「そして東を取られるかも知れないずら」
「ロシアはそうしてくるずらな」
「それがロシアずらよ」
ルーマニアはこのことをよくわかっています、東欧の国だけあって。
「だから注意するずら」
「わかったずら」
この問題もモルドバにとって頭の痛い問題です、ただ貧乏なだけではないのです。
第七千二十話 完
2018・5・8
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