暁 〜小説投稿サイト〜
リング
158部分:ラグナロクの光輝その十二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
時からだ」
「全てが謎に包まれている。我々が目指しているヴァルハラにしろ」
 それこそが問題なのだ。存在が明らかになっていないことが。
「場所すらもわかっていないな」
「卿の奥方は造られた存在だったというな」
「そうだ」
 タンホイザーはその言葉に答えた。
「夢の中で。エリザベートに教えられた」
「エリザベート」
「ヴェーヌスの。もう一つの人格であるらしい。ヴェーヌスの死後私の夢の中に現われる」
「そうなのか」
「彼女が教えてくれるのだ」
 タンホイザーはヴァルターに語りはじめた。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ