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サトシ:「プロト1がメガヤンマ、、」
ワタル:「、、あともう一つだけ
教えてあげよう。シルフは次世代ポケモンの
実験を試みてきたが、その成果は
100%成功するとは限らない」
サトシ:「100%ではない?」
ワタル:「そうだ。
シルフは今まで300体のポケモンに
実験を施してきた、、。
だが同じ実験を施したとしても、
成果が見られたのは300体の内の50体。
しかもその50体の内、40体が
予定とは異なる変化を遂げた」
サトシ:「、、、」
カンナ:「次世代ポケモンの実験内容は
ポケモンの持つ遺伝子をコントロールし、
力を増強させ、本来の潜在能力を
最大限に引き出すというもの、、」
シバ:「しかし、ポケモンの体質によっては
実験に耐え切れない場合があるのだ。
その場合、そのポケモンは細胞が
組み変わり体内での突然変異が起き、
やがては我々の予想出来ない
個体へと変化を遂げる結果となった。
ポケモンのタイプが変わるという結果にな」
サトシ:「!!」
この時、サトシの頭の中には
研究所で預かっているニドキングと、
水タイプとなったニドクインの姿が
よぎった。
ワタル:「タイプの変わったポケモンは
新奇性こそあるが、実戦での戦果を出すなら
プロト1のように圧倒的な力を持った
ポケモンでなければならない。
だから我々はプロト1を回収する」
サトシ:「、、、」
(確かに、あのメガヤンマは強い。
並のポケモンじゃ歯が立たないって事は
以前のシンジのバトルで見せつけられた。
あのメガヤンマが仮にシルフの手に渡ったら、
その時は、、)
ワタル:「さて、お話はここまでだ。
ご静聴ありがとうサトシ君」
サトシ:「ワタルさん。
悪いですけど、メガヤンマは絶対
貴方達なんかに渡しは、、」
ワタル:「シンジ。君にはここで
消えてもらう」
サトシ:「!?」
話を済ませたワタルはシンジの方を向き、
銃を突きつけた。
サトシ:「ワタルさん、貴方は何を、、」
ワタル:「我々に負けは許されない。
シルフの契約事項に従い、君にはここで
消えてもらう」
カンナ(無線)「こちらカンナ。
我々の雇った従者が規約を破った為
抹消します。その後の処理が済み次第、
本部に帰還します」
サトシ:「何を言ってるんですか!
どうしてシンジを!!」
カンナ:「これは我々の雇用条件なの。
時代に選ばれし者の威厳として、
シルフの幹部に負けは許されない。
負けた者はシルフからも時代からも
抹消されるのよ」
シバ:「我々
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