虹色の霧出現
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「スッゲェェェ!!カッコいいぃぃぃ!イカす!スッゲェ!欲しい!絶対欲しいぃ!!」
ウソップ「いや、お前ならそう言うと思ったよ」
目をキラキラさせながら言うルフィに、ウソップは呆れながらそう答えた。
ユウ「さて、どうするかな」
ルフィ「俺達も行こうぜ!」
ウソップ「ま、そうなるわな」
ビビ「けど、ナミさん達もいないのに」
ロビン「航海に出る訳でもないから、大丈夫でしょう」
そして俺達はメリー号の所に戻り、タリエリシン号に向かった。到着すると、甲板にヘンゾが柱を触っていた。
ルフィ「お〜いおっさん!ゴムゴムの〜…ロケットォォォォ!!」
ルフィは腕を伸ばして乗り移る。
ルフィ「おっさん!あのボート俺にくれ!」
ヘンゾ「お前さん…悪魔の実の」
ルフィ「俺か?ゴムゴムの実を食ったゴム人間だ」
そう言いながら、自分の口を伸ばすルフィ。で、甲板に寝てるゾロを置いて俺達も船に乗り込み中を探索する。
ヘンゾ「あのマシーン、H1号をお前さんにやるわけにはいかんな」
ルフィ「え〜!そんな事言わずにくれよ〜!」
ユウ「諦めろルフィ」
そして俺達はキッチンに入る。中は食器洗いの途中のシンクや、火が点いたままの鍋。
ビビ「まるで、つい先程まで人がいたみたいな感じですね」
ロビン「そうね」
ユウ「ああ。食事も食ってた途中みたいだしな」
ウソップ「けど、船の中には人っ子1人いないぞ?」
そうなんだよな。皆して手分けして見たが、俺達以外誰もいないんだよな。
ヘンゾ「この船は…50年前に漂流した船なんじゃ」
ウソップ《big》「50年前!!?」《/big》
ロビン「とてもそうは思えないけど」
ユウ「間違いないのか?」
ヘンゾ「間違いない。この船はあの時のままだ」
するとヘンゾが背負っていた機械のアラームが突然鳴り出す。
ルフィ「な、なんだ?」
ヘンゾ「レーダーが反応している!こんなに強い反応は初めてじゃ!!」
俺達は急いで外に出る。すると目の前に虹色の霧が出ていた。
ロビン「あれが虹色の霧…」
ビビ「凄い…」
ヘンゾ「クッソォ!あのエンジン飛行じゃ沖まで出られんし…どうすれば…おぉ、そうじゃ!」
するとヘンゾは、メリーに乗り込み勝手に帆を張る。
ヘンゾ「借りるぞ!」
「「なにぃぃぃぃぃ!!!!」」
俺達は急いでメリーに乗り込む。因みにビビは俺が抱っこして跳んだ。
ルフィ「俺達の船を取るな!」
ウソップ「行きたきゃ、あのガレオン船で行けよ!」
ヘンゾ「…タリエリシン号の舵は壊れたまんまじゃ。ウェットンの手によってな」
ユウ「……」
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