暁 〜小説投稿サイト〜
サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
540
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


ワタル:「ほう、、これはまた偶然だな
サトシ君、、、大体見当はついていたが」


サトシ:「ワタルさん!!」


サトシとシンジの元に、ワタル達が現れた。


ワタル:「今のバトル、
途中から見させてもらったよ。
実にいいバトルだった」


カンナ:「私と手合わせした時より
強くなったわね、、」


シバ:「だが、それではまだ足りん。
我々と渡り合うには当分な」


サトシ:「くっ、、何でこんな時に、、、」


ワタル:「おっと、ポケモンを
出さなくても結構。今日は君と手合わせ
するためここへ来たのでは無い。
ちょっと別の用事があってね」


サトシ:「もう貴方達の計画を
黙って見過ごす訳にはいかない。
ワタルさん、俺と勝負して下さい」


ワタル:「まぁ待てサトシ君。
会ったついでだ。シルフの作戦実行前に
1つだけ話をしてあげよう。我々とシンジが
ここに来た理由をね」

サトシ:「ここに来た、、、理由?」


ワタル:「そう、、。君は、シルフの
施したポケモンの実験を知っているかな?」


サトシ:「ポケモンの実験、、まさか!!」


ワタル:「その反応じゃ、やはり
育成施設を荒らしたのは君達か、、。
まぁいい。ポケモンを通常より大きな
個体に仕上げる改造、次世代ポケモンの実験さ」


サトシ:「次世代ポケモン、、」


ワタル:「この実験は15年前の
ポケモン消滅事件以降、シルフが
計画していたものでね、、今まで
研究を重ねてきたものなんだ」


サトシ:「良くもあんな実験を、、」


ワタル:「まぁそう睨まずに。
今から2年前、その実験台1号として、
別の地方で捕まえた
あるポケモンに実験が施された。
そのポケモンは”プロト1”と呼ばれ、
シルフの科学者達はその成功を讃えた」


サトシ:「、、、」


ワタル:「しかし、その成功は間違いであり、
実験を施されたプロト1は怒り狂ったように
暴れ回り、その威力はその場の誰にも
止める事は出来なかった」


カンナ:「暴れた原因はモンスターボールを
使わず野生の状態で連れて来られたから」


シバ:「我々が出向いた頃には既に
その場から脱走していてな」


ワタル:「その後、シルフは
プロト1の回収に向かったが消息は不明。
仮に遭遇したとしても、捕獲するには
至難の技とされていたため、シルフは
捕獲を断念。実験を続け、時が来るまで
プロト1の件を敢えて保留にした。
ここまで言うと、大体分かったかな?」


サトシ:「つまり、ここへ来たのは
そのプロト1って呼ばれている
ポケモンを回収する為な
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ