ENDの正体
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くシリル。そのせいでディマリアは回避に意識を向けなければならず、魔法を発動する条件を揃えられない。
「弱点その2。強い魔法に頼りすぎて接近戦に慣れていない」
元々“戦場を駆け巡った女神”とも呼ばれていた彼女だが、それはその強い魔法があったからに他ならない。実戦で敵とぶつかり合う機会が少なかった彼女は接近戦にも優れていない。それゆえにウルティアが登場したことでウェンディたちが動けるようになった途端、早々に接収で神の力を解放しなければならなくなったのだから。
「あなたの力がすごいのは確かですけど、それは発動させなければ全くの無意味!!」
防戦一方のディマリアをシリルは徹底的に攻め立てる。アージュ・シールのせいで激しい戦いをしてこなかったディマリアはすでに息が上がっており、動きが鈍くなっている。
「すごいよシリル!!」
「やっちゃえやっちゃえ〜!!」
躍動する少年に感嘆の声を漏らすウェンディとセシリー。シャルルも彼の戦いっぷりに驚いていたが、突如頭を押さえて顔色が険しくなる。
「何・・・これ・・・」
「どうしたの?シャルル」
あからさまに様子がおかしくなったシャルルの顔を覗き込み心配そうにウェンディが声をかける。すると、シャルルは彼女の手を取りどこかへと走り出した。
「シャルルどこ行くの〜!?」
「あんたはここにいなさい!!シリルは任せるわ!!」
翼を広げて有無を言わさずウェンディを連れて飛び立つシャルル。セシリーはそれに呆気に取られ、どうすればいいのかあたふたしていることしかできない。
「水竜の翼撃!!」
シャルルとウェンディがどこかへ向かったことなど知りもしないシリルは水の翼でディマリアを打ち上げる。
「これで最後だ」
両手首を合わせて魔力を溜めていく。重力に従って落ちてくる敵目掛けて彼は渾身の一撃を放った。
「雲竜水!!」
「きゃあああああ!!」
トドメの一撃が決まり動けなくなるディマリア。彼女の意識が完全に途絶えたのを確認したシリルはセシリーの方を見る。
「どうだった!!ウェン・・・」
きっと褒めてもらえると思っていた彼はウェンディに声をかけようとしていた。しかし、彼女の姿はそこにはない。
「あれ!?ウェンディは!?」
「シャルルに連れられてどこか行ったよ〜」
「なん・・・だと・・・」
膝から崩れ落ちた少年はorz状態になってしまう。スプリガン16に勝利した喜びなど、どこかへ消し飛んでしまっていたのだった。
「ちょっと!!どうしたのシャルル!!」
シャルルに連れられ訳のわからないままのウェンディは彼女に問いか
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