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妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
第7話 フラグが経ちました!おめでとうございます!
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貴方、私の手下にならない?」という謎の友人の作り方が、とりあえず友人になれた(はず)。
そして、帰りの寄り道としてスイーツ店等に立ち寄って一緒に食事を共にした。
相手はスイーツが好きで、特にスターマンゴーが好物らしい。このフィオーレにあまり見つからないと言った時には「ガーン」と落ち込むようなサウンドが聞こえる程にビキニは落ち込んだ。

とりあえず他のケーキやパフェ、マカロンと言ったスイーツを食べることで不満を解消させた。

あ、勿論オレも一杯食った。(ヒィヒィ言ったのはオレではなく、店の人だったことがビキニにとって印象的だったらしい)

その後、彼女と、ブランと名前を教え合った。
またいつか会おうとのことで一応別れた…うん。まさか本当に連れて行かれそうになるなんて思わなかったが――――







◆◆◆◆◆◆







小型船舶の中にある部屋で、ビキニだけを着用している小柄な少女が部屋に置いてあったコートを羽織り、窓から見る海を眺める。

「…あのサイヤ人…レッド・パッペ…」

呟く彼女の表情は興味ありげである。
それは仕方ないといえばそうだろう。彼女の住んでいる国には先日に出会ったであろう赤髪のサイヤ人を思い出す。

自身の国にいるあくどいことを考えているような戦闘民族たちみたいな雰囲気ではなく、柔らかい雰囲気をしており、何より他人を気にする場面もなんとか見当たることがあった。

そして、やはりサイヤ人だからか、その実力は戦闘民族として恥じぬところはなく、通常状態(・・・・)としてもアレほどの実力ならば、彼女の国で存在する魔道士の中で最強の1人である
――――”黄緑色のサイヤ人”みたいな変化を遂げた暁には強力な敵としてなり得るやもしれない。

「…まぁ、私の手下になったら陛下も見逃せるかもしれないわね」

彼の人柄、そして実力を見込んでの勧誘した。が、彼は「手下じゃなくて友達になりたい」という一言があった。

まぁ、彼女はその一言を聞き流して「右腕の候補」として決めたようだが。

「…手下っというより右腕か、まぁそれが妥当ね。彼のような強力なサイヤ人、まだ居ない」

まだまだこれから自身の国でサイヤ人たちは進化を遂げる。それは決定事項であり、彼女の国の王である男が「最終戦争(ラグナロク)」のための準備をしている。


「…次の再会が楽しみね、レッド」

その表情は新しいオモチャをもらえる少女のように、ただ次を待望して窓の外に映る海を眺め続けた。



――――余談であるが、彼女はフィオーレにあるスイーツ店で甘いお菓子を食べる姿が度々見つかることがあったとのこと。それを知った最強の老人が頭を抱えているこ
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