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獣篇V
19 体力お化けは相手にしたくない。
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晋助(あいつ)のせいで、何をするにも腰の激痛に見舞われた。ッつーかアンタ、とんだ体力お化けだな wwww


_「ちょっと、アンタのせいで腰が使い物になんなくなったでしょーがッ!」

_「さァて、何のことかなァ?」

_「いいわ、あくまで知らないふりをするつもりね。でも荷物が届くから私は行かなきゃ、…さてと…」

ヨロヨロと、腰に走る激痛に耐えつつ立ち上がると、晋助が呑気に口を開いた。

_「その状況でも立ち上がれるたァ、どうやらまだまだいけるようだなァ。足りなかったらしい。」

_「ったく、まだ一緒にいたかったのなら、もっとマシな手を使いなさいよ。かわいくおねだりする、とか。wwwww」

まァ、あんたがそんなキャラじゃないことくらいは知ってるけどね。wwww


_「チッ)仕方ねェなァ。…ホラ、手ェ貸してやるから立て。」

と、手が差し出される。どーしたどーした?なんか晋助がgentlemanだよー!wwww

_「…Oh,...ありがとう。」

と言って、その手を取って立ち上がる。船に戻るぞ支度しろ、とだけ言ってまた窓際に座り込んで煙管を吹かしている。昔からコイツの優しさ(?)の表現の仕方は不器用だ。

_「わかった。ちょっと待ってて。」


と言っていつもの服に着替えた。恥ずかしいので、さっさと着替える。支度をし終わって荷物の確認が済むと、私は晋助に、用意ができた、と声をかけた。すると、行くぞ、と言って私の手を取った。…いいのか?指名手配犯が女の手を握って公道を歩いても wwww
捕まるぞ?wwww

という訳だったのだが、ちゃんと船に戻ってこれたので、コイツも伊達にテロリストやってる訳じゃないんだな、ということが分かりました。
って、作文ンンンン!wwww

二人して歩いているところに、万斉と出くわす。

_「晋助、零杏…お疲れでござる。今帰って来たのでござるか?」

_「あァ。今帰って来たところだ。万斉ィ、お前計画は進んでるかァ?」

は?計画?

_「計画?今回の件のことですか?」

_「…違ェ。/ …違うでござる。」

なんだ、違うのか。なんだそれは。

_「それ、私が聞かないでおいた方がよいものですか?」

_「そうさなァ。ま、どうせ後々知ることにならァな。」

_「そう。じゃ、聞かなかったことにするわ。」

それより、と言葉を続ける。

_「今日の午後には手配しておいた荷物が着くから、着いたら各自試し着しておいて、って隊志たちに後で伝えといてね。あと、後で今のところ出来上がってるのも渡すから、ちょっと待っててね。」

とだけ言って、部屋に戻る。
荷物の中から出来上がった衣装を取り出して、万斉
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