第三十一話
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組むのは予想はしていたが本当に1%以下の確立と考えていたし!
各艦隊の司令官や参謀達を......
原作ではクブルスリー司令官が暗殺未遂だったし、卑怯でも卑劣でも何を言われても良い....
我が帝国軍の兵士が一人でも還って来るなら、俺は悪魔でも死神でも何と言われてもそれを受け入れよう
その日、ロルフは勝つ為に戦略を最初から考え直していた。
最後の戦争である事を祈り一人で.....
「失礼します。総司令官宜しいですか」
「構わんぞ」
「では、ブランデーです」
「ん!どしたブレンターク大尉?」
「最近総司令官の目つきが鋭くなって来てます。タンクベット睡眠ばかりで身体に悪いです」
「スマンな、最後の最後になって色々と考えてな....」
「今夜はベットでお休みください」
「わかったよで!誰に言われたんだ?」
「分かりますか?」
「分かるさ、タンクベットを勝手に三時間モードに変えたりしてるが。今回は別だろ」
「奥様方です」
「降参だ、今夜はゆっくりと寝るよ。寝酒に付き合えよ」
「はい、喜んで」
「えっ!閣下まさか?」
「俺が入れてやるよ、一杯で大尉の三か月分の給料が飛ぶぞこのブランデーは」
アレ!
固まったか?
「オイ、乾杯だほれ」
「では、戴きます」
良いですな〜
この緊張感はパウルや他の参謀では味わえん。
「味は?」
「分かりません」
「なら一本持って行け」
「ん?」
「さてと今夜はユックリと寝るか」
「では、失礼します」
ブレンターク大尉は第四機甲軍トーマス・ヘスラー中将の参謀見習いで、色んな意味で有能な軍人だ。
今回の帰還の際に使ってほしいと頼まれて臨時参謀代理として本艦にいる。
頭の回転に機転がきき、士官と兵士の間でクッションになり使える男だが!!!!
残念だが、プラネートに帰ったら第四機甲軍に昇進し少佐になり帰る。
「アッ!明日の朝に朝食を皆で食べたいので頼むよ」
「では....7:00時に朝食で?」
「若い二人も供に頼む、帰ったら時間が合わなくなるのでな」
「はい、畏まりました」
俺って駄目な男だな、妻達を忘れて......何やってんだよホントに
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