第三十一話
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戦艦ヴァーリ
オーディンまで三日の距離にいた。
300隻の高速船が随伴している。
ロルフは上機嫌でブランデーを飲んでいた、無論同行者のオフレッサー大将も供にだ。
「で!」
「着いたら直ぐに陛下の元に向かい挨拶をして帰宅だ。次の日には軍務省で最終的な打ち合わせを上級将官で詰める」
「ワシもそこに行けば良いのだな」
「オイオイ、卿がこの作戦の成否を決めるんだぞ」
「分かっている、装甲擲弾兵も訓練に民間人に対しての応対の仕方を学ばせている大丈夫だ」
「本当かよ、自分は?」
「....」
「オイ、まさか聞くが部下に任せておけば良いとか...?」
お前はワシの心の声が聞こえるのか?
「そんな事はない」
自信満々で冷や汗凄いぞ、完全に部下任せにするつもりだな
「そうか、それは良かったよ。スマンが他に書類整理があるんでな此処で失礼するぞ」
「ワシは勝手に飲んでる」
戦艦ヴァーリ
司令官執務室
ロルフは考えていた、キャゼルヌを引き抜く事が出来ればそれは自由惑星同盟の戦争の艦隊の行動に枷を嵌めれる。
ヤンにポプランを連れて来るよりも実質的には魅力的だ。
草がどう動いてるかは気になるが、ここは我慢だ。
「「失礼します」」
「お前等か、座れ」
「「はい」」
「良いか、お前達は士官学校に入学する。それで今迄聞いて来た事や見た事と違う所とがあるがそれをだ、学校では直ぐに違うとか、間違っているとか言うなよ」
「「ん?」」
ラインハルトとジークはクビを傾げて分かってないな
「教師はお前達の為にと思い、自分の経験やら何やらを教えてくれる。メルカッツ副総司令官の雷撃艇の戦術はな、独特な使い方だ。
教師には真似できんし俺にも無理だ、だから素直に教師の話を聞きそして質問しろ」
「質問?」
「そうだ、お前等は聞かれれば嬉しいだろ?
それも、自分が知っているが聞く方は知らないどうだ?」
「それは嬉しいです」
「聞いてくれるのは認めてくれているのだと思うので」
「分かっていたか、なら素直に生きろ。そして少なくても良い背中を任せて行ける友人も作れそのまま二人では寂しいだろうが」
「友人を作る?」
「後は二人で考えろ、俺は書類が溜まってるからな」
ロルフの机には山のような書類があった。
彼奴等は友人なんて作れるのかな?
いやいや、書類だ書類。
キャゼルヌを引き抜くではなくても方法はあるな。
腹に一発で入院しても良い、後方作戦部隊を混乱させる事が出来ればそれはそれでOKだ。
シトレ元帥&ロボス元帥が手を
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